基本的に合理的に考えるタイプです。いわゆる、功利主義的な発想が多いです。
だって、気合いとか根性だけで乗り切れる程、世の中甘くないですもんね。同じやるなら、上手にやらないと。計算できる所は計算しないと、です。
でも、将来の事を正確に計算(予測)できる人は存在しないですよね。まぁ、内容にもよりますが。
って事は、だいたい計算はするものの、なんらかの不確定要素を含んだ状態で、「やる」のか「やらない」のかを決断する事になります。
不確定な要素を含んでいる以上、まぁ、当然にして予想していない事が起こります。その時も、出来るだけ合理的に計算して判断すべきだと思うのですが、その計算の中に、不確定な要素をどのように盛り込んでいるのか?というのが、このお話のポイントです。
自社や自分の臨機応変度とか、対応(問題解決)能力とか、追い込まれた時の根性とか気合いとか。まぁ、そういうのもとっても重要なのですが、最も重要な違いは、「できる」と思っているのか「出来ない」と思っているのかの差かもしれません。
それは、スタート段階から言える事でもあって、不確定だから「出来ると判断できない」人と、不確定でも「出来ると判断できる」人、能力に差がなかったとしても、その時点ですでに思考の方向が違ってきますよね。
そういう違いを、性格の違いと言ってしまえばそれまでですが、その人がそれを望んでいるなら何も言うつもりはないですが、自分の性格によって自分自身が望んでいない方向に向かされているのなら、問題ありですね。
最近、スタンフォード大学集中講義(イノベーションと起業家精神)とか、ハーバードの大学サンデル教授の本(これかの正義の話をしよう)とかをちょっと読んでるのですが、まぁ、いろいろ考えさせられます。
そんな中でひとつ言えるのが、自分の信念や哲学を意識するようにした方が、判断が早くなるような気がします。生きていれば、山ほど選択や判断を迫られます。そのたびに迷うよりも、自分の考え方の土台となる「根本的な考え方や信念、哲学」を、完璧ではないにしても、ある程度形成しておく事をお勧めします。
これから、新しい道に進みたいと思っている方々には特に。