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  • 店舗デザインの打ち合わせを明日に控え思う。

    明日月曜日は、店舗デザインの打ち合わせ。

    プランに問題なければ、内装の本格見積りへ突入。

    やりたい事を結構反映しているので、予算オーバーの可能性は大ですが、ここから、工夫して考えて、削れそうな所を削っていく作業に入ります。

    クライアント様の融資の対策も伝授せねばっ!

    日本政策金融公庫を使うか、東京信用保証協会を使うか。まぁ、多分どっちでも出るけどね。

    まっ、出ないと困るんだけどね。(弊社も)

    非常に可能性が高いと思えるように、いろいろお手伝いしていますが、100%というのは存在しないので、そういう意味では、「決断」されたクライアント様と一緒にお店を作る作業は、プレッシャーがない訳ではないです。気軽そうに見えるかもしれませんが、真剣勝負である事を忘れている訳ではないので。

    だからと言って、出来る限りの事をする意外に、方法はないですし、今になって慌てるのではなく、最高のサービスを提供できるように、常日頃から、情報を収集したり、勉強したり、考えたりする事が重要かと。

    まぁ、気軽に見えて、実は気を遣いまくってる状態=酔拳みたいな状態と思っていただければ幸いかと。遊んでいるように見えて、真剣勝負って感じです。

    遊んでいるようには見えないと思いますけど、楽しんでいるようには見えると思います。(十分に)

    実際、楽しいですけどね。プレッシャーの中、リスク共有しながら結果を求めて可能性を追求していく仕事は。

    だって、貢献している事が実感できますからね。

    東京の店舗デザインやカフェプロデュースなら!

    UPDATE:
  • 雨、なのかい?今週は・・・。

    雨の日曜夜です。

    今週は、雨が多いっぽいです。

    それは、勘弁していただきたい!

    と言っても、受け入れてもらえそうもない・・・。

    ありますよね、そういう状況。天気だけに限らず。

    なかなか、ハードです。

    心もカラダも、つらい思いをした方が強くなる。という感じの事を、最近のブログで書きましたが、それにも、タイミングってもんがある!と、言いたい。けど、言ったところで、どーなる訳でもなく。

    まぁ、東京地方、午後からは雨もあがるっぽいので、良しとします。

    さて、話題をかえて・・・、
    今週後半には10月に突入しますね。10月になると今年も残すところあと3ヶ月となります。と、言う事は弊社の5期目もあと3ヶ月。もう、3/4かぁ。。。早い。

    正直なところ、あんまり「決算」とか、そういうのをあんまり気にはしていないのですが、まぁ、節目ですし、出来る限り良い成績を残せるよう、引き続き頑張りたい所です。

    確実に、前進せねばっ!

    nfs 代表

    UPDATE:
  • 経済学と心理学の融合(行動経済学)の解を確率で表現する。

    人を合理的な「経済人」と位置付けて、経済活動を定義したりスキーム化したりしていた前の時代から、経済学はいくらか進歩したように思う今日この頃。

    でも、なかなか結果がついてこない部分もあったりで・・・。

    では、ひとつ問題を出します。

    ここに、バットとボールがあります。

    ふたつの商品の合計金額は11,000円です。

    バットはボールよりも1万円高いです。

    さて、ボールの値段はいくらでしょうか?

    1,000円。。。。?

    ホントに?

    たしかに、直観的な回答は1000円っぽいのですが、残念ながらそれは不正解です。
    正しい答えはもちろん、500円。(500+10500=11000)

    全員が合理的な経済人であれば、全員がボールの値段は500円と答えるのが筋ですが、そうではないのは容易に想像できます。

    市場というのは、参加者の総意が表現されている場に他ならないので、全員が合理的でないならば、合理的に「正しい」と思える状態になるとも言い切れないのが現実です。(それどころか、なるケースの方が少ない?)
    で、あるならば、上記の問題の解答を例にした場合、
    500円という合理的な解答と、1000円という直観的な解答に分かれるのは明白であり、つきつめるなら、500円と答えるのが何%で、1000円と答えるのが何%で、それ以外が何%かというのを割り出して、その上で解答を予測するというのが、一番現実に沿っているのではないか?と、思う訳です。

    つまり、解答は、確率として存在するのであって、それ以上でもそれ以下でもない。まさに、量子論的な考え方です。

    量子論(物質そのものが確率存在しているという考え方)が受け入れられつつある現代、ひとつの答えを求めるという無駄な努力をそろそろやめて、経済学も確率と仲良くなっても良いんじゃないかなぁ、とか、思う秋を感じる昼下がりでした。

    明日の講義の準備をせねばっ!
    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:
  • 不確定要素を減らすには知識と経験を増やすしかない。

    知識は多い方が良いと思っています。

    もちろん、情報が多ければ多いほど、常に正しい判断が下せる訳ではない事は承知しています。が、それでもやはり、知識は豊富な方が良いです。

    さまざまな情報を総合的に判断して、自分なりの意見を持てば良いと思いますし、情報が多すぎて判断を誤るのは、自分の責任だと思っていますし。

    たしかに、多すぎる情報は、その情報を識別するためのコストを必要としますけど、それを、サクサク要点だけをアタマに入れてけば、そんなに時間がかかる訳でもないですしね。

    では、なぜ、知識が豊富な方が良いのか?ですが、それは、
    大人になってからの勉強は、未知と既知とをつなぎ合わせて世の中を理解していく事。に他ならないからです。子供の時のように、これが、未知のモノをそのまま脳にインプットできるほど柔軟ではなくなるからこその、大人なりの勉強の仕方だと思います。

    もちろん、知識の中にも、専門性が高いもの低いもの、ただ知的欲求を満たすだけのもの、あんまり役にたたなそうなもの、たくさんの種類があると思います。仕事を高いレベルでこなして行くためにはやはり、専門性の高さが貢献の度合いを決める部分が大きいとは思いますが、世の中の仕組みをさっぱり知らない、タダの専門性の高い意見など、たいして役に立つように思いません。

    ドラッカーも言っています。なんらかの専門家は、他の専門家と一緒になってこそ成果を発揮する(みたいな感じ)って。世の中の仕組みを全て理解する事など不可能でしょうし、常に変化していくのが世の中でしょうし、その大きさと変化スピードは増す一方かと。

    お店をプロデュースする際もそうで、飲食店は美味しければ良いのか?というと、それだけでもなくって、では、価格と味のバランスが取れていれば良いのか?というと、やはり、それだけでもなくって・・・。関連性を考えていけばキリがありません。

    さまざまな要因が複雑に絡み合ってなんらかの結果につながります。

    その全てを解明して、未来を予測できないのは当たり前ですが、だからと言って、コンサルタントやプロデューサーという立場で仕事をしているのに、B to Cのビジネスのお手伝いをしたり、自社でもたくさんのB to Cビジネスを展開しているのに、なにがコンシューマーの購買行動に影響を及ぼすのか?というのを常に考えていくべきなのは明らかです。それが、仕事ですから。

    常に、全体を(できるだけ)見渡せるような視点を持った仕事をしたいと思っていますし、そういう人材を一人でも多く育てたいですし、全体を見渡した上で、ピンポイントの適切なアドバイスや貢献などができる個人であり、組織でありたいと思っています。

    不確定要素は常に付きまといますが、出来る限り減らす努力は怠らないって感じでしょうか。

    秋の訪れを感じる、やや肌寒い目黒区鷹番地方の0時のオフィスよりお届けしました。

    ちょっとリンク集。

    学芸大学ベリーダンス教室のWeb
    not for sales Inc.セミオフィシャル アメブロ
    EMPORIOカフェブログ
    ・スタジオCAKEのブログ

    ・学芸大学で働くOLのランチブログ
    つくねデザイン事務所のブログ

    コンテナ・中古コンテナの総合販売サイト
    http://www.container-bank.com/
    コンテナバンクWeb

    そして、株式会社渋谷様つながりで、古材やアジアン雑貨などを
    http://www.orientalgarden-group.com/
    オリエンタルガーデンWeb

    さらに、ペルシャ絨毯やギャベ(ギャッべ)など
    http://www.modern-persia.com/
    モダンペルシャWeb

    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:
  • 店舗設計デザインやもろもろコンサルティング。

    やはり、物件が決まるといきなり慌ただしくなります。

    魅力的な物件があったら、どーしてもそこで営業したかったら、もう、抑えるためには契約するしか道はない。

    契約するからには、賃料発生日も同時に決まっちゃう訳でして、と言う事は、営業しようがしまいが、家賃がかかってしまいます。

    ならば、一刻も早く設計デザインをあげて、工事屋さんに見積り取って、削るところ削って、GOかけないとねっ!ってな感じになります。設計図を書く事は、実際のところそれほど時間のかかる作業ではないのですが、考える所は、いくら時間があっても足らないような気さえする部分です。

    プランや厨房の仕様が完全に決まれば、それを図面にするのは、そんなに難しくありません。決まれば、ね。

    ただ、決めるためにも、叩き台の図面を書いては修正、書いては修正。イメージ図もないとクライアント様にはなかなか伝わらないから、決まっていない段階でも、とりあえず書く。みたいな感じですね。

    中目黒の駅から6~7分、目黒区総合庁舎のすぐそば駒沢通り沿いに11月吉日、カフェがオープンいたします。その名も(仮称)keyaki cafe (ケヤキカフェ)。いぇぃ。

    9/15の夜にいただいたお話。本日で1週間ですがすでに、プランニング~図面作成にも突入しております。もうすぐ、工事の見積りを取れるくらいの図面も完成するかと。もちろん、グラフィック類(ロゴマーク・ロゴタイプ)も同時進行。良いお店になりますよ~。

    パースや図面などの資料は、クライアント様の許可を得て、随時アップしていきます。

    店舗の設計デザインと施工・グラフィック類のデザインをメインにお手伝いしておりますが、開業支援のコンサルタントとしても請けているので、事業計画書の作成や融資の相談(通さないと、です。)その他、仕入れ先やメニュー開発まで、出来る限りお役にたつべく、尽力していますし、これからもっと頑張ります。

    まぁ、弊社の売りは「早さ」だけではないですが、基本、お客さんに合わせて営業しているので、土日でも深夜でも、いつでも対応して、無駄な時間を極力減らし、コスト削減にご協力する体制は整っています。もちろん、クオリティーも重視で。

    だって、結構なリスクを背負ってる訳ですよ、開業って。自社でお店も運営しているので痛い程解ります。

    なら、出来る限りの事はやらないと、ですよ。やっぱり。

    店舗デザイン・カフェプロデュース・飲食店のコンサルティングなら。

    UPDATE:
  • 過ぎた時間はもう二度と戻らないから。

    金は使ったら減る。

    稼げば増えるけど、使ったらまた減る。

    私ごとで恐縮ですが、生まれてこの方300,000時間以上消費してきました。消費できただけでもありがたいと思っています。そして、この30万時間(正確には31万時間を超えています。)の使い方によって、今がある訳です。

    消費した、この30万時間は、どうやったって復活させる事はできません。できるのは、今とこれからの時間をどう使うかという選択と行動だけです。

    30万時間かぁ。まぁ、子供のころの10万時間を無視して考えても、20万時間あった訳です。時給1000円でも2億円ですよ。って、それは関係ないですし、そんなに働けないですけども。

    まぁ、投資として2億円使ったと思う事は可能な訳でして、それを今からの時間を使ってどう回収するか?って考えてみるのも、ちょっと面白いかな、と。

    ふと思った連休中日の日曜日でした。

    UPDATE:
  • メンタルタフネスに学ぶ心理面の鍛え方。

    「鍛える」というのは、重要なポイントだと思います。なんせ、人生も世の中も、とってもハードなので。鉄でも鍛えるには、ハンマーでガンガン殴る訳です。鍛えたら強くなります。
    さて、

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    この図は、メンタルタフネスという本からの抜粋でして、心理面を強くするためのプロセスとサイクルを表しています。 簡単に言うと、心もカラダも、鍛える方法はほとんど同じで、適度なストレスを与える事であり、休息を交えながら、少しずつ負荷を増やすことにより、効果的に鍛えられるそうです。

    筋肉なら、トレーニングというのが想像しやすいですが、メンタルを鍛えるって、いまいちピンと来ない気もします。が、その方法は意外と簡単です。心理的につらいとか、嫌な思いを定期的にすればい良いって事らしいです。わざわざ、プレッシャーのかかる環境に身を置いたり、あえて、心理的につらい事に挑戦したり。まぁ、そんな感じ。心もカラダも、使えば使う程に得られる。という考え方。

    癒しや安らぎ、リラックスだけでは、心もカラダも、怠けちゃいますからね。

    かと言って、オーバートレーニングは禁物です。壊れちゃったら修復に時間もかかりますし、以前より弱くなっている事間違いなしなので。

    そこの線引きが、難しい所ですね。。。

    数値化されている訳でもなく、誰かが的確に教えてくれる訳でもない。自分の考え方や感覚ひとつです。

    筋肉は、鍛えれば見た目も変わってきますので、強い人弱い人の区別はある程度簡単につきますが、メンタル面は難しいです。

    まぁ、なんでこんな事書いているかと言うと、最近の風潮として、「自分らしく」とか「自分のできる範囲で」とか、なんか、無理しない方が良い的な流れがあるように感じているからです。もちろん、過度な無理は良くないかもしれませんが、そこそこ無理して頑張らないと、成長できないよ。という事を図にしてみました。

    もちろん、「あなたのまま」で良いとは思いますが、少し無理しながら成長していく「あなた」なのか、今のキャパシティの範囲内の事しかしない「あなた」なのかは、長い時間をかけた場合には、レベルが違ってくるよ。って事を言いたい訳です。

    限界を超えない程度に、無理して、苦労して、乗り越えるために努力して。成長のサイクルを上手に回してください。もし、あなたが、あなた自身の人生に多くを求めるのなら。

    PS 
    無理して、限界を超えちゃってヘンな事になっても、私は一切責任はとりません。私が責任を負うのは、私自身にたいしてだけです。ご自身の責任においての対応をよろしくお願いします。

    UPDATE:
  • 学芸大学駅の看板デザイン(エイムハウス様)。

    昨夜(2010.09.15)午前1時頃の東急東横線「学芸大学駅」の改札東側の風景です。
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    なにやら、工事しています。。。

    そして、巨大な赤ん坊の写真とどこかで見たことあるロゴマーク。
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    やはり、結構な大きさ。

    無事、枠におさまりました。
    Image586.jpg
     
    照明を点灯させるまで待てませんでしたが、また、光っている写真撮ってきます。
    こちら、弊社デザイナーのHB氏の作品です。

    なかなか、インパクトのある広告看板になったのではないかな?と。

    そして、
    エイムハウスタイムス、みなさんご覧になっていますか?東横線のイケているお店や東急ストア―に設置している他、Webサイトも目黒・世田谷の情報満載!

    AHTV36.jpg

    9月号の表紙は、EMPORIOカフェダイニング駒沢通り学芸大学店でのイチオシメニュー、アサイーボウル(Acai Bowl)。

    お店情報も物件情報も満載なので、ぜひお持ち帰りください。フリーペーパーですからっ!

    UPDATE:
  • 仕事やってればいろいろありますよね。

    どの会社にとってもそうですが、キャッシュフローは命です。

    特に、ベンチャーの立ち上げ創業期から、ある程度安定して成長していけそうな軌道にのるまでは、よほどの資本がバックについているか、よっぽどのラッキーでもないかぎり、不足するのが世の常です。

    立ち上げから数年間、社長の仕事はキャッシュフローとの戦いになるかと。

    創業から5年以内に撤退(倒産)を余儀なくされる組織が80%とも90%とも言われるくらいハードな世界だと思います。資金が枯渇すると会社は回らなくなりますが、基本的に乾いたカラカラの状態でどこまで踏ん張れるか?というのが、勝負の分かれ目かもしれません。

    そういう時に、あらかじめ用意しておいた保険的な策が使える間は、ある意味まだマシで、普通に考えて使えるであろうカードを使いきった所から、本当の勝負が始まるのかも。まだ、カードがある状態は、追い詰められているとは言わないですもんね。

    追い詰められると、人はアイデアを出します。そういう傾向が強いです。追い詰められた時にあきらめず、どうにかしたいという気持ちが強ければ、なにかしら隠しカードが発見される感じです。

    以前、とあるVC(ベンチャーキャピタル)の方に言われた言葉があります。
    「あがけるだけ、あがいた方が良いよ。」と。

    その時の私の気持ちはご想像にお任せしますが、先が見えない状態で手さぐりで事業を展開していくベンチャー企業にとっては、1日でも長く存続する事がなにより重要だと思います。明日になったらお客様から問い合わせが入るかもしれない。本当に、メール一本、電話一本で会社が軌道に乗り出したりします。

    期待値が2を超えるようなギャンブルに例えてみますが、
    1を賭けたとして、1/10の確率で20戻ってくるというゲームではなく、1を賭けて、1/1000で2000戻って来るようなゲームと捉えると、解りやすいかなと。(わかりにくいかな・・・。)

    1/10に賭けているなら、10回トライすれば理論上1回くらい当たりを引くと思いますが、1/1000しか当たりがないギャンブルなら、10回や20回トライした所で、当たりを引く(軌道に乗る)方が珍しいケースです。

    期待値が良いギャンブルであっても、それなりの試行回数がないと、ほとんどの人はハズレのまま終わってしまう訳で(一部の幸運な人以外は)、そういう面からも、粘る。あがく。もがく。なんでも良いから存続している事に、非常に価値があると思います。

    がんばれ、日本の経済。って事で。

    UPDATE:
  • ケーススタディー|先読み推量の必要性

    9月も、あっという間に半ばを迎えております。皆様いかがお過ごしでしょうか?

    さてさて、本日はケーススタディー(ゲーム理論)の、先読み推量です。
    Image5701.jpg

    つくね(アヒル)は無視してくださいまし・・・。

    ここに、2つの封筒があります。

    この中にはそれぞれお金が入っていて、千円、二千円、四千円、八千円、一万六千円のいずれかで、片方の封筒には、もう片方の二倍の金額が入っています。

    この2つの封筒を、HBさんとAOKさんの2人にひとつずつ渡します。

    そして、HBさんもAOKさんも、自分の封筒の中身を確認。

    その後、二人とも望めば、お互いの封筒を交換する事が可能です。

    さて、あなたが「HB/AOK」さんのいずれかだったら、交換するでしょうか?

    ・ケーススタディー
    では、仮にあなたが期待の新人AOKさんだとして、封筒の中身は二千円だったとします。そこであなたは考えます。「先輩面しているHBの封筒は、千円か四千円で、それぞれ確率は50%。つまり、千円+五千円/2だから、期待値は平均2500円になるから、これは交換するべきだ!」

    さて、ここまでの考え方はどうでしょう?ご理解いただけていますか?

    しかし、それは正解ではありません。次に、AOKさんの視点からHBさんの立場を考えてみましょう。

    AOKさんの中身が二千円だったとしたら、HBさんは千円または四千円なのですが、HBさんが交換することによる期待値は、上記の考え方をすればいずれにせよ千円の時1250円、四千円の時5000円となり、交換する方が良いと言う事になってしまいます。

    はて・・・。交換することにより、二人とも得をする。そんな事があり得るでしょうか?

    ある訳ないですよね?

    これは、期待値の計算方法が間違っている訳ではなく、合理的な戦略の求め方ではない。というのがポイントです。このケースにおいての期待値計算は後で考えるべきというのを説明します。

    まず、HBさんの封筒に16000円入っている場合はHBさんは交換を望みません。上限の金額が入っているのであたりまえですよね。と、言う事は、AOKさんは仮に8000円の封筒を持っていたとしても、交換すべきではありません。

    OK?

    なぜなら、AOK=8000の時、HB=4000 OR 16000であり、16000の時に交換は望まない。つまり、AOK=8000の時、HBが交換を望むイコールHB=4000という事になり、AOKさんは交換すべきではありません。

    という事は、AOK=8000の時、AOKは交換しない。という事が言えます。

    であるならば、HB=4000の時、AOK=8000 OR 2000と言う事なのですが、AOK=8000の時、AOKは交換を望まず、AOKが交換を望むのはAOK=2000に限られるため、HB=4000の時も、HBは交換を望むべきではありません。

    と、このあたりで全容が見えてきましたか?

    つまり、基本的には交換すべきではない。と言う事になるのですが(ゲーム理論の本はここで終わっています。)、前記した期待値の計算は実は有効です。問題は、対戦相手の先読み推量のレベルによって、「合理的判断戦略」か、「期待値戦略」のどちらかを取る必要がある。と言う事です。

    たとえば、相手が子供であれば、16000円の封筒持っている時以外は交換に応じる可能性があります。気分的なものでしょうが、あなたが16000円以外の封筒を持っているのであれば、交換してみる価値はあります。子供ではなくとも、合理的な先読み推量をしない人も相当数いると考えられるので、どちらの戦略を用いるかは、相手方に対する洞察次第、という事になりますね。

    はい、お疲れ様でした。(エール大学MBAのゲーム理論ケーススタディー+nfs代表の見解でした。)

    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:

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