このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません。
  • 飲食店開業までの道のり【開業フロー9.5:メニュー・業者の選定】

    飲食店開業までの道のり【開業フロー9.5:メニュー・業者の選定】です。

    まぁ、順番はあんまり気にしないでください。いずれにせよ、全部やらないとお店にはならないのですから。。。

    さて、メニューや業者の選定について、です。

    どんなメニューが良いか?は、もちろん、業態やお店のコンセプト、イメージによって違いが出て来る訳ですが、そのあたりの話をしてもキリがないので、当たり前の重要なことに焦点を絞りますね。

    まず、なにより大切なのは、
    美味しくてあたりまえ。今の日本において、マズいお店に出会う方が少ないのではないでしょうか?なので、美味しさで差別化を図るというのは、言葉で言うほど簡単ではなく、また、違いの分かりにくいところでもあります。その違いやこだわりが、お客様に伝わっていないとしたら、その違いはないに等しいです。美味しいのは、お金もらって食べ物を提供するのですから当然として、その先の事も考えましょう。
    たとえば、
    早いのも、安いのも、見た目が鮮やかなのでも、こだわりが”感じられる”のも、新しい体験、経験ができるのも、もちろん、”高い”のも、珍しいのも違いになりますし、古い、なども違いかもしれませんね。

    次に、
    お客様が求めているものを提供すべし!つまり、あなたが売りたいものを売るのは自由ですが、あなたが有名シェフでもない限りなかなか簡単には売れないと思います。簡単な例をあげますが、今月に入って、あなたは何度外食しましたか?
    まぁ、正確な回数はさておき、「このお店のこれが食べたい!」と思って行った回数はその内何回くらいでしょうか?対照的に、同僚や友人やご家族、または一人で、とりあえずこんなメニュー食べたいなー。と思ってからお店を選んだ(そのメニューがあって、そこそこ美味しければそれでOK)回数、および、なんとなくお腹が空いたので、お店の前の看板などに誘われて入ったお店と、どっちの方が多いでしょうか?

    よほどのグルメの方でもない限り、後者の方が圧倒的に多いと思います。それはつまり、外食する。という行動において、店舗の選択というのは、そのお店の味がどうしても!というよりは、お客様が食べたいものがあって、それが一定のレベル以上で美味しく、利用金額に応じた利便性のある場所にあれば入店し、注文する。という事になるのではないでしょうか?

    もちろん、売りになるメニューも必要ですし、推したいメニューがあるのは良い事だと思いますが、そこまで考えて飲食店を選ぶ事が、一般の方々の中ではそんなに多い事ではないので、基本的な所をしっかり抑えましょうね。って事です。

    その上でのこだわり。その上での味の追求であって欲しいですね。

    さて、飲食店のメニューにとって切り離せないのが、食材の調達(業者の選定)です。

    ここでも、全部の材料にこだわるとか、全てを完全に無農薬とか、そういうの、難しいと思いますので、たくさんの材料が、電話(FAX・Web)一本で購買かのうな問屋さんは上手に使ってくださいね。メニューに利用している材料のすべてにおいて、仕入れ業者さんをメニュー表に明記したらかなりの分量になりますし、そもそも、一般のお客様はそんなものまで求めてないです。ですが同時に、こだわりの食材を使った料理を食べたいのも事実です。なので、そのメニューの中で目立った材料の1つ2つもってきて、それを伝えるのは良い事だと思われます。

    という事で、食材問屋さんの選定は、自分が使いたいものが充実しているか?価格は納得できるものか?なにかあった時の対応はどうか?というのが、まぁ、当たり前の事ですが、選定基準になるかと思います。探すのは簡単です。グーグル先生に聞いてみれば、あなたのお店に届けてくれる業者さんがすぐに見つかると思いますよ。(地方は難しいかもしれませんが・・・。)

    次に、オリジナリティーある業者さんやサプライヤーさんを探す場合。
    これは、自分のネットワークをフル活用してください。簡単には手に入らない、問屋さんでは扱っていないからこそのオリジナリティーであり、こだわりです。もちろん、弊社のようなコンサル会社を利用するのも良いと思いますし、Webで探して突撃訪問して、卸してもらえるようにお願いするのでもよし。いろいろやり方はあるかと思いますが、基本、足で探すのをお勧めします。
    農家直送、漁港直送など、一般的には出回っていなそうなルートを確保する事で、品質や鮮度、その上、価格まで優位になったりしますので、がんばりたい所ですね。

    なんども言いますが、
    そのこだわりを、上手にお客様に伝える工夫を忘れないようにしましょう。
    伝わっていないこだわりは、ないに等しいですから・・・。

    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:
  • 飲食店開業までの道のり【開業フロー11:開店準備】

    飲食店開業までの道のり【開業フロー11:開店準備】です。

    開店準備とひとことで言うと簡単ですが、実際、その内容は多岐にわたります。

    まずは、工事には含まれていない厨房機器類(調理道具)を一式そろえる必要があります。とうぜん、食器類(テイクアウト専門なら包材類)も。さらには、消耗品と言われるような資材も。もちろん、原材料も仕入れないといけませんね。このあたりもしっかりと考えておかないと、引き渡しが終わってすぐに準備!という具合にはなかなかいかないものです。

    と、お金で買う事のできるモノをまずは書き出してみましたが、もちろん開店準備はこれだけにとどまりません。一人だけでお店を切り盛りするなら必要ありませんが、他の誰かに手伝ってもらう(雇用する)場合には、求人から教育までを、お店がオープンするまでに仕上げておかなくてはなりません。だって、お客様はなかなか厳しいですから、新しいお店だから多めに見てくれる部分があったとしても、度が過ぎると二度と来てくれないばかりか、その事をお友達にお話して盛り上がってしまうので・・・。

    そういうソフト面の準備も、お店や道具というハードがそろわないと、全てをできる訳ではないところがツライところですが、お店のルールや、調理に関してのマニュアルは作成しておいた方が無駄が少ないですよね。

    また、実際に販売するとなると、多くの飲食店ではレジを使います。このころには販売する商品やその価格なども決定しておかなければなりませんし、それらを全てレジに登録しておかなければレジはちゃんと使えません。ある程度の事は工事が完了しなくてもできる部分なので、前倒ししてやっておきたいですね。

    他にもいろいろ細かい事はあるにせよ、とりあえず、これで、「いらっしゃいませ!」から、「ありがとうございました!」まで、一通りシミュレーションできるようになりましたかね?OKなら、とりあえず、日々の業務はできそうですが、果たしてそれだけで大丈夫でしょうか?

    お店なんて、やってみなけりゃ分からない。とは言うものの、やるからには計画や目標は必要ですし、管理もしなければ経営とは言えませんね。わからないのは十分承知ですが、それでも、売上目標は初日からちゃんと用意しておいてください。もちろん、月次の目標も。さらには、売れても利益が出なければ意味がないので、原価計算や人件費の管理なども、オープンまでにはしっかりと。棚卸も毎月の事ですので、仕入れ材料のリストは作成しておきましょう。

    まぁ、細かいことを言い出せばきりがないですし、どれだけ準備して計画しても、オープン前やオープン当初がハードなのにはかわりないですけどもね。。。

    お店の家賃が発生している事でしょうから、引き渡し後は、1日でも早くお店をオープンさせたいものですよね。そのためにも、ご準備を怠りなく。

    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:
  • 飲食店開業までの道のり【開業フロー10:販促計画】

    飲食店開業までの道のり【開業フロー10:販促計画】です。

    どれだけしっかりとしたお店を、お金をかけて工事したとしても、売上が上がらないなら意味がないどころか、無駄どころか、えらい損です。って事で、今回は販促計画です。

    とは言うものの、売上に関しては、どれだけ綿密に計画したとしてもその通りになるようなものでもなく、完全に計算したり計画したりする事が出来ないのが正直なところです。なら、販促計画ってなんぞや?って話な訳です。

    販促を一言で言うなら、可能性の追求の積み重ね。です。たとえば、広告の話にも通じますが、割引券付きチラシを1枚余分に配布することによって、それを受け取る人が増える可能性を高められますよね。受け取る人が増えれば見てくれる人も増える訳で、来店の可能性も増えれば、売上も増える。すべては可能性の追求とその連鎖です。

    ただ、販促にはもう一方の面もあります。それは、基本的にコストが発生する。という所です。チラシを1枚余分に印刷すれば、もちろん、1枚分余分にコストが発生しますよね?当たりまえです。そこで考えないといけないのは、コストパフォーマンスです。お金(時間も含めて)というひとつの物差しの上に、様々なプランを乗せて検討し、出来る限りコストパフォーマンスの高い形での可能性の追求が求められる訳です。それは、計画的にできますし、計画的にしないといけません。

    たとえば、チラシ1000枚を印刷したら1万円、部数を増やして1万枚印刷したら5万円だとした場合、1枚当たりの単価は、10円:5円になります。もちろん、チラシ1枚が持っているポテンシャルは基本的に同じなので、単価が下がればコストパフォーマンスは向上します。だったら、1万枚印刷するのが一見正しそうですよね?ですが、普通で考えれば分かる通り、それだけのものでもありません。なぜなら、5万円の費用を使わず、チラシ印刷費用を1万円に抑えておけば、4万円残るからです。その4万円で他の事ができます。そういった組み合わせ、何に幾らお金を使うのか?というのも、これまた計画できる範囲ですよね?また、単純化しての話になりますが、チラシの枚数を増やせば増やす程、お店からの距離が遠い方に対してチラシを配布する形になりやすいので、それだけ効果が下がってくる可能性が高いです。そんな事も考慮に入れないといけません。

    つまり、ひとつの販促の方法に対するコストパフォーマンスの面と、さまざまな販促方法の組み合わせによるコストパフォーマンスの面を同時に検討する必要がある。という事です。もちろん、どれだけの予算を販促として投下するのか?というのも重要です。お店の資金の内、販促に利用できる、利用すべき正当な金額など、だれもわからないですが、資金が底を付いたらお店が続けられなくなる。という結果は見えていますから。

    それらを含めて、販促計画として考えましょう。で、そんな事より、効果的な販促の話は?という声も聞こえてきそうなので、少しだけ。。。

    基本的に、割引は極力避けてください。できるだけ、オマケやサービス品のプレゼントで。もちろん、そのオマケやサービス品は、あなたのお店で作成しているもの、あなたが付加価値をつけているもの、です。理由は、基本的には100円値引きすると、お客様は100円得して、あなたのお店から100円がマイナスされます。100円分の商品をサービスすると、お客様は100円分の得をして、あなたのお店からは原価+経費が回収できずマイナスされます。しかしそれは、100円未満であるはずです。でなかったら、あなたのお店は商売できてませんから。
    ただし、100円と100円分には差があります。それがどれくらいか?は、だれも分からないので悩ましい所です。が、そもそも販促の目的は、安いから買うというお客様を増やしたい訳ではなく、お店や商品を気に行っていただいて、定価で購入してくれるお客様を増やす事のはずですから、値引や割引は、この点においてももろ刃の剣となり、あまりお勧めできません。しかも、値引された事を誰かにイチイチ伝える人は、金額次第ですが少数なのに対し、余分なプレゼント(しかも十分な量の)をもらった場合は、誰かに伝える可能性は高くなります。なぜなら、それは余分なモノなので、だれかにあげる可能性が出てくるからです。

    お店の広告を見るより、友人から聞いた情報の方が効果が高いのは、口コミが重要だと言われている理由の一番のポイントですし、それを無駄だと言う人はいないと思います。

    そういった理由から、基本的には割引よりもプレゼントが効果的だというのが分かります。ただ、他店との競争や、なによりもインパクトを!という時には、値引(割引)もやむなしの場合もあるかもしれません。

    あまり長くなりすぎると怒られるので、今日はこのへんにしておきたいと思います。

    UPDATE:
  • 年内最終営業日となりました。

    今年も残すところあと1日。
    not for sales Incorporated株式会社も、本日で仕事納めです。

    2011年、たくさんの方々のおかげをもちまして無事1年を終え、新しい年を迎える事が出来そうです。本当にありがとうございます。また、弊社は12月が決算でもありますので、本日(明日)をもちまして、第6期を終える事になります。来期ももちろん、今期以上のパフォーマンスを発揮して、お客様やクライアント様に貢献できるよう、尽力してまいりますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

    本年は、春先に未曾有の事が起こりました。その傷が全て癒えているとは到底思えないですが、それでも、前を向いて歩んで行く以外に路はないのかもしれません。明るい未来を目指して、今日を大切にして行きたいなと。

    明日は2011年、12月31日。
    とりあえず、会社は最終日ですが、プロデュース店舗の収支の管理業務などもあるので会社に来て、いろいろやりたいと思います。何年か振りに、カウントダウンパーティーが入っていないため、会社ではなく、部屋での年越しになりそうな予感です。
    なので、最終的な締めのブログは、多分、明日書く事になると思います。が、書かなかった時のため、もう一度。
    本年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。

    not for sales Incorporated株式会社 代表より

    UPDATE:
  • 自分がやりたい事とお客さんがしてほしいこと

    飲食(カフェ)の専門校であるバンタンで講師をしています。なので、開業希望の方とはかなりお話する機会があります。もちろん、弊社のお客様のように、具体的かつ直近で考えられている場合もあれば、バンタンの生徒さん達のように、将来的に、というのもありますし、バンタンのクラスによっては(キャリアカレッジと言って大人の方が多く土日中心)、近いうちに、という方までさまざまです。

    飲食店の開業を希望されている方というのは、基本的には”お店を持ちたい”という理由が源泉となっているかと思うのですが、なぜお店を持ちたいのか?というのがやはり、かなり個人的理由による所が大きいです。(多くの場合)

    もちろん、やりたいからやる!っていうのはとても良い事だと思いますし、お店を開業して運営していくのはとてもハードな事なので、”やりたい”という強い意志が必要とされるのは間違いないのですが、ポイントはその、やりたい理由です。それが、個人的過ぎるかなぁ、と。

    もちろん、100%個人的という訳ではなく、お客様目線もある程度は含まれていると思うのですが、その順序が、

    ・こういうお店をやりたい → それは良いお店なのでお客様は来る
    というのが大半なのです。悪いとかダメとか言いませんよ。そうではなくて、そういう思考が多いんだなぁ、と。
    あくまでビジネスという視点でとらえると、
    ・お客様はこういう店を望んでいる → だからこういうお店をやればお客様は来る
    というのが、もっと多くても良いのではないかなぁ。と、思っているだけです。

    お客様がしてほしい事、望む事を第一に考え、そこに収益のバランスが取れる仕組みを創り出してこそビジネスなのではないかなぁ、と。

    もちろん、世の中にない新しい事を始めようとする場合には、お客様に聞いたりアンケートを取ったりすることもできないのですし、既存に近いような業態がある場合でも、アンケートを取ったからと言って正確な解答を与えてくれる訳ではないので、しっかりと考える必要があります。
    もし、こういう商品、こういうサービスがあったとしたら、お客様は喜んで対価を支払ってくれるだろうなー。と、想像、空想、妄想する訳です。これが、できればスタートであって欲しいな、と。

    カフェをやるにしても、自分の望む空間、自分の居心地の良い空間、自分が美味しいと思う商品を提供しよう!っていうのを1番にもってくるのではなくて、お客様を一番にしてほしいなー。とすれば、もっと収益を考えたビジネスになるのに。と、思う次第です。

    日曜の夜も更けてきたので、今日のところはこれくらいにしてやろうかな、と。
    また、今週もがんばりましょーねー。

    UPDATE:
  • 危機一髪というか、厳しかった頃を振りかえる

    寒くなってきましたね。季節の変わり目、体調には十分にお気をつけくださいまし。

    さて、失敗を反省したりはするものの、あまり過去を振り返らない私ですが、今日は創業時の大変だった頃のお話を少々。

    と言っても、ブログに書ける事は限られますね、さすがに。まぁ、書ける範囲内で。

    まぁ、簡単に言うと、お金なかったです。それはもうなかった。今でこそ言いますが、毎月の支払いもかなり厳しかったですよー。当たり前と言えば、当たり前なんですけどもね。そもそも、かなり無理のある資金計画のままスタートしたものですから。

    進行管理やプロデュースをさせていただいている身としては、こんなやり方、お客様には絶対お勧めできません!って感じのスレスレ感です。今月の支払い大丈夫かなー?みたいな感じが、毎月続くような。それでも、毎日、出来る限りの事をやって、夜はちゃんと寝れてました。ストレスと言えば相当なストレスだと思うのですが、ご飯もおいしく食べれてましたよ。

    どうやってそれを乗り越えたか?ですが、まぁ、毎日がんばったんじゃないですかねぇ。くらいにしか言えません。または、ラッキーでした。って感じでしょうか。なにをどうしたから存続できた。というような、明確な行動があったと言うよりは、積み重ねと運だと思っています。

    駅から5分程はなれているEMPORIOカフェダイニング駒沢通り学芸大学店ですから、オープンしましたよー。居心地良いカフェですよー!って言うのも、どうにかして伝えないと、お客様は知らないまま。ですから、駅前でのビラ配りとかも、夜はほぼ毎日やってました。とりあえず目立つように。

    呼び込みしているカフェなんて、正直、格好悪いと思いますが、それでも、知って貰わないと始まらないと思っていましたので仕方ないです。あの頃は、通行の邪魔をしてしまいご迷惑おかけしました。。。

    メニューを見直したり、チラシにサービス付けて配ったり、思いつく限り全ての改善を、毎日毎日繰り返すような感じの創業当初でした。やっぱり、アイデアが出ない。なにをやったら良いのか分からない。という状態になると終わりかな?と。ではなくて、改善した方が良さそうに見える点が残っているのであれば、まだ、可能性はある!っていうメンタリティーでしょうか。

    毎日赤字なのに打つ手なし!ってなったら、それはもう、一刻も早く閉店した方が良いと思います。ではなく、まだアイデアがあるなら、とりあえず、できるだけ早く実行してみる。やれるだけやってみる。というのが良いと思います。

    ビジネスは、以前にも書きましたが、不確定な要素がたくさんあります。確率的くじ引きの要素が。なので、がんばれば必ず成功する。というようなものでもないと思いますが、クジを引く1回のコストを下げたり、当たりが入っている可能性の高いクジを選別したりする事はとても重要です。それを毎日繰り返す。それは誰かに言われてやる仕事ではなくて、自分で見つけて仕事を作って、すぐにはお金が貰える訳ではないけど、多大な労力を投下していたら、いつの間にか当たりを引いていて、気が付いたら、お金を頂けるお仕事で忙しくなってる。って感じになると良いですよね。

    決断して、進む方向を決めたからには、とりあえず、毎日の貴重な時間をできるかぎり前進するために使う。可能性を追求する。1/100のくじ引きも、100回引けば当たる確率が60%を超えます。何事も続ける事が大切ですね。

    UPDATE:
  • カフェの地域性や土着性について

    バーチャルリアリティ、というか、Webにアクセスすると、さまざまなものを疑似体験できる時代ですね。

    私自身も、身の回りの多くのモノをWeb通販に頼っています。いつでも好きな時に、しかも、短時間で購買を済ませられ、手元まで届けてくれる。本当に便利な世の中ですね。

    買い物という行動そのものを楽しむという考え方もありますから、画面やカタログを自宅で見ているだけでは、買い物の楽しさの全てを満喫しているとは言えないのでしょうね。とは言うものの、私自身は、手軽に短時間で済ませられる方が性に合っているみたいなので、これからもWeb通販のお世話になりまくると思います。

    というくらい、バーチャルとリアルが混在しており、さまざまなサービスやモノがWebで手に入る時代なのですが、”食”に関してはどうなのでしょう?
    もちろん、”お取り寄せ”という言葉に代表されるように、食の世界もWeb通販で購買する方は年々増えているのは事実です。各地の美味しいものが、気軽に手軽に自宅で食べられる。それは、これからもますます増加傾向にあると思われます。では、外食する意味ってなんなのでしょう?

    これからの飲食店は、「おいしい食べ物を提供している。」という考え方だけではなく、食事を提供している。という考え方に、よりシフトした方が良いように思います。もちろん、以前から言われている事ですが、今後、ますますって事です。

    買い物そのものの楽しさという考え方があるように、食にも、飲食店で食事をする楽しさというのが、買い物以上にあると思っています

    食は、食べ物にスポットを当てます。食材や調理法や提供温度など。一方、食事は、食べるという行為をする事そのものにスポットを当てるので、空間や器、雰囲気やサービスを重視し、食べるという時間の使い方の総合で考えます。

    もちろん、Webと違い、店舗に赴くには物理的な距離も非常に重要な要素になってくるので、そういった意味での”便利さ”というのも、出店の際にはしっかりと考える必要がありますよね。まぁ、当たり前の事ですが。

    そこで、ひとつ覚えて置きたいのが、距離と時間の関係です。と言っても、距離を時間で割れば速度が求められる。という話ではなく、飲食店で過ごす時間とそこへ行くための時間(距離)には相関関係がありますよ。って事です。

    なにがしかの記念日に、一人1万円のコースを食べに行くとしましょう。前菜からデザートまで、多分、1.5時間から2時間は必要になります。このお店に行くのに、30分~1時間かかるとしても、あまり気にならないかと思います。というか、盛り上げるための時間と考えれば、それもまたプラスかと。一方、500円のコーヒーが飲みたいと思っている時に、30分先のカフェに行く人は、よっぽど時間のあるカフェ好きな方か、500円のコーヒーで読書でもしながら2時間滞在しよう。って思っている人の可能性が高いですよね。

    つまり、価格も重要ですが、そこで過ごす時間とお店に行こうと思える距離(時間)に相関関係があり、基本的に比例しますよ。って事です。まぁ、当たり前っちゃー当たり前の事ですが、ご自身のお店の使われ方を考えると、おのずと商圏が見えてくるかもしれませんね。って話です。

    500円のコーヒーという商品を提供していても、それが、打ち合わせのテーブル+コーヒーなのか、はたまた、ソファー席+コーヒーなのか?によって、お店の使い方は違う訳でして、コーヒーがメインだから、カフェだから、という業態や商品だけから見ていると、なかなか正解が見えないかもしれませんね。

    いずれにせよ、基本的な考え方として、客単価1万円を超えるようなお店と、客単価500円のカフェとは、そこに足を運ぶコストというのが相対的に小さくなります。それを踏まえた上で、これから出店する方は物件を探して頂きたいですし、すでにお店をお持ちの方々は、滞在時間の延長か単価の向上を考えた戦略を検討してみるのもひとつかもしれません。

    地域密着型。最近良く聞く言葉ですが、何を持って地域密着なのか?わかるようで分からない単語です。。。地産地消の考え方で地域の食材を使うとか言うなら分かりますが、基本的な飲食店はどのお店も、自店を中心に、お店まで来るのに必要な時間によって商圏分布しているのは事実ですし、その商圏の中の方々に気に行っていただけなければ、なかなかやって行くのは難しいのが事実です。

    ですので、バーチャルでは味わえない”味・空間・時間”などを提供すると同時に、ご近所の方々のニーズと競合店の傾向をしっかりと踏まえ、自店のオリジナリティーをしっかりとお客様に伝えつつ、差別化を図って行きたいもんですな。

    こちらもブログも面白いですよー。
    旬鮮和彩Kou.「桃色愛ウォンチュー」

    UPDATE:
  • 学芸大学駅の旬鮮和彩Kou.様

    目黒区、東横線学芸大学駅徒歩2分くらい。

    旬鮮和彩Kou. (仮設Web)

    目黒区、東横線学芸大学駅徒歩2分くらい。

    12月の初旬にオープンしようと奮闘中です。

    前倒しで、ブログとWeb(仮設)が動き出しました。店舗は現在設計中です。今日も内装の材料を見に、ショールームへ行っています。私は居残りです。

    旬鮮和彩Kou.ブログ

    チェックしてくださいな。メニューの写真とか、お店のこだわりとか、これからいろいろ掲載予定ですから。

    そして、ブログを読まれた方は、ぜひコメントを。

    よろしくお願いします。

    UPDATE:
  • Drifter(ドリフター)販売開始!@東京目黒区のカフェEMPORIO

    ついに、EMPORIOカフェダイニング駒沢通り学芸大学店にて、DRIFTER(ドリフター)の販売を開始いたしましたー!

    drifterEMP0717.jpg

    展示してあるのは一部の商品のみ。

    もともと、パラシュートを作る会社だったDrifterさんですが、現在はこのようなバッグをメインに様々なタイプがそろっています!
    ナイロン素材だけでなく、レザーも使っているものもあるのでおしゃれ~な感じ。

    エンポリオに展示してあるものはこれでもほんの少しで、形もカラーもとても種類が豊富です。
    カタログからお客様のお気に入りの形と色を選んでいただいて、通常3日ほどで受け渡しができるようになっております!
    DrifterのHPはこちら

    基本的にはどのお店も値引はしていない商品で、それはEMPORIOカフェも同じなのですが、EMPORIOカフェで購入いただくと、メンバーの方にはポイントが貯まっちゃいます!という事は、いくつか購入したらすぐに、ドリンクが無料になるくらいのポイントが貯まっちゃいますよー。

    ぜひ、ドリフターの購入はEMPORIOカフェで!

    EMPORIOカフェダイニング駒沢通り学芸大学店のブログはこちら。

    UPDATE:
  • アサイーボウルに鯛焼き(豆乳小倉)トッピング

    めずらしく、連日のブログ更新です。
    本日も食してしまいました、アサイーボウル@EMPORIOカフェ

    お客様からの差し入れ”白川さんの鯛焼き”を、アサイーボウルにそのままオーン!

    Image1309078359652.jpg

    シュール、と言って良いんですかね?

    このようなトッピングはお店では行っておりませんので、スタッフにあまり無理言わないでください。
    EMPORIOカフェオフィシャルブログはこちら。

    と、本日、アイラボさんのコンサートが3FスタジオCAKEにて開催されましたー。
    いつもながら、溢れんばかりのお客様。(チケット売りきれで、残念ながら入場できなかった方々も多数おられるとか・・・。)
    当然、コンサートなので歌と音楽が中心ですが、さまざまな子どもたちを飽きさせずに、また、お勉強になるような内容が盛りだくさん。

    詳しくは、アイラボホームページにてご確認ください。

    ちなみに、アイラボさんのWebもふくめ、nfsの事例集のページができましたよー。
    詳しくはこちらを。
    ”デザイン他業務事例集nfsd"

    UPDATE:

CONTACT US
お問い合わせ

  • お問い合わせは、下記までお電話にてご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
  • Tel : 03-5723-6301
  • 初回ご相談は無料!

    まずはお会いしてじっくりとお話し合いをさせていただきます。どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

    *お打合せ場所により別途交通費が発生する場合がございます。
  • 飲食店舗プロデュース・業態開発・グラフィックデザイン・Webデザイン・ブランディング・広告代理・不動産取得・催事出店・他。

    飲食店舗の開業に関わるほとんど全てのことを自社でお手伝いできることがnot for sales Inc.の強みです。 上記以外のことでもお手伝い・関連会社のご紹介などできる場合もあります。 また、これまでの経験を生かした飲食店以外の制作実績も多数ございます。詳しくは「WORKS」をご覧ください。