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  • 【開業フロー2:コンセプト】飲食店開業への道のり

    ■ 2 そのお店のコンセプトは何か?

    コンセプトとは最近良く使われる言葉ですが、直訳すると、
    1概念。観念。2創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。という風にありますが、現状では、「お店や商品・サービス」を通して、何を売りたいのか?という質問に答える部分だと思っています。

    カフェと言っても、コーヒーやフードが全てなら、内装なんてなんでも良いし、接客だって適当で良い。本当に美味しいコーヒーが飲める店としてやっていく。というのも、ひとつのコンセプトでしょうし、「美味しいコーヒーを飲みながら、ゆったりとした上質な時間」を過ごして欲しい、提供したい。という思いがあれば、内装やサービスにもこだわる理由となります。

    コンセプトとは、中核を言葉で簡潔に表現しようとしたもの。とでも言いましょうか、一人で切り盛りしているお店なら、自分の思いを自分の行動で実現していけば良いだけですが、他の仲間達と共にひとつのモノを創り上げていくのであれば、その店の中核となる部分を、全員の認識を統一でき、しかもお客様に伝わりやすい「言葉」に変換しておいた方が良い。ということです。

    EMPORIO掲載 EMPORIO掲載
      

     

     

    文章が長くなればなるほど、人によって解釈が変わってきますので、できるだけ完結に。というのもポイントです。

    EMPORIOカフェの場合は、「たちよるだけで、ゆたかな一日。」という言葉で表現していますが、それだけでは関係者の意思統一や、お客様に伝えるという部分において、言葉足らずは否めなかったので、【notebook】と呼ばれる「コンセプトブック」を制作し、現在もメニューブックとして利用しています。こちらは、絵本のようになっていて、ストーリーやイラストを使って、コンセプトを表現する方法を取りました。

    ぐるなびEMPORIO

    お店や商品・サービスの信念でもある「コンセプト」の部分は、開業の時も、その後の運営にも大きな影響を及ぼすので、しっかりと、じっくりと考えたいところですね。

    コンセプトを決めたら、ブログなどでバンバン発信して行きましょう。
    ビジネスでもお店でも、成果は外部からしか得られないので、外部に発信して、伝わって「なんぼ」ですから。

    not for sales Inc.セミオフィシャル アメブロ
    EMPORIOカフェブログ
    ・スタジオCAKEのブログ

    ・学芸大学で働くOLのランチブログ
    ・つくねデザイン事務所

    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:
  • 【開業フロー1:業態】飲食店開業までの道のり

    飲食店舗を開業したい皆様。
    店舗デザインやグラフィックデザインは、ぜひ、not for sales Inc.へ。
    仕入れ業者の紹介や、運営のサポート、広告宣伝も、全部お任せください。
    と、ここは営業する場所ではないので、もう少し違った角度から書きたいと思っています。
    ホームページにある、新規出店の開業フローを、順番に、EMPORIOカフェの出店経験者の視点から、書いて行きたいと思います。少しでも参考になればと。



    まず、
    ■ 1業態の企画開発 何の店舗か?という質問です。
    何をお客様に提供して、その対価をもらうのか?コンセプトが先の場合もありますが、まず、何屋なのか?というのを、自分の中で明確にする必要がありました。
    EMPORIOカフェは、カフェをやりたい気持ち以上に、コーヒーが好き。という気持ち以上に、多数のお客様に低単価で喜んでもらえるような飲食店をやりたい!というところから始まっているので、自然と、【カフェ】という業態に落ち着きました。もちろん、売りたい商品(メニュー)が先でも、一向に構いません。とにかく、業態は何か?というのを決めた方が、いろいろ他を固めていけるので、とりあえず決めてみるのが良いかと思われます。

    さて、どうして我々が低単価で客数の多い業態を望んだか?という問いには、いろいろ答えはあるのですが、ひとつの飲食店舗から、いろいろな方向へ可能性を探りたかった。というのが一番ですね。 情報収集や、情報発信の意味も込めて、まず、客数の確保!というのがあって、その上で、ノウハウや知識を持っている【カフェ】に決めた。というのがEMPORIOカフェの流れです。というのも、デザインのノウハウもありましたし、店舗を開業する人を応援したい!という気持ちも当初よりありましたので。
    そういう複合事業の窓口となるような、そんなお店である必要があったからだと思われます。 皆さんが業態を考える場合、このあたりは、自分ひとりでも、仲間とでも、イメージや想像力を働かせることで、イマジネーションが膨らんでいくところなので、いろいろ試行錯誤して、時間をかけて醸造していけば良いと思います。
    もちろん、なんとなく【格好良い店舗のオーナー】に憧れる。というのでもOK!です。とりあえず、なんでも良いから、これからできる店舗の完成系をすごく大まかに想像してみましょう。
    そこから、次のコンセプトへ移りました。(コンセプトが先の場合も多くありますけど)

    開業フロー2 へ続きます。
    EMPORIOカフェダイニング駒沢通り学芸大学店

    not for sales Incorporated株式会社 × つくねデザイン事務所

    UPDATE:
  • 使えれば得られて、使わないと減ってゆくもの。

    使えば使う程に得られる。
    そんな都合の良い話があるのでしょうか?

    大切にすればするほど脆くなり、危険にさらせばさらす程に強くなる。

    これは、「なぞなぞ」ではありません。ちゃんとした解答があります。それは、人間のカラダであり心です。肉体と精神。これらは、使う程に、危険にさらす程に強くなります。別の言い方をすれば、鍛えるという事です。

    「トドメを刺されなかった時、人は強くなる。」

    たしかに、限界を超えてしまうと、それまでかもしれません。だからと言って、逃げてばかりでは成長できません。限界がどこにあるかは解りませんが、安全圏から抜け出す事によって成長します。

    カラダの場合は認識しやすいです。運動することにより、カラダはどんどん鍛えられていきます。筋肉を鍛えるには、筋肉を使うしかない。筋繊維を破壊して再生してを繰り返す内に、繊維が太くなっていきます。筋肉だけではなく、過酷な環境で生きて行けるようになるには、少しずつ過酷な環境に身をさらして行くのが一番の近道だと思います。

    では、心「精神面」はどうでしょうか?

    私が読んだ「メンタルタフネス」という本によりますと、心も筋肉も似たようなもんだと。一定以上のストレスにさらされていると、ストレスに強くなる。ストレスを与えて、時々休めてを繰り返している内に、大きなストレスにも対応できるメンタルが育つと。

    いきなり大きなストレスを抱えてしまうと、潰されてしまうかもしれませんが、そこに至るまでに、小さなストレスから逃げずに立ち向かい、たくさんのストレスを克服しているのであれば、その、大きなストレスにも負けない、強いメンタルが育っているのかもしれません。

    限界ギリギリまで挑戦しないと成長しない訳ではないです。それは、カラダで言うならオリンピック級の結果を求めている人のトレーニング方法であり、精神で言うなら、歴史に残るような偉人レベルの方々の苦労(ストレス)だと思われるので、全員がそれを求める必要はないと思います。

    ただ、ここで言いたいのは、カラダなり精神なりを鍛えるためには、それなりにリスクも時間も必要ですよ。って事です。保護された環境にいてはダメで、自分から進んでカラダにも心にもプレッシャーを与えないと成長できないと理解すべきです。

    あきらめなければ、必ず道は開ける。という訳でもないでしょうが、あきらめた人には、道は絶対に見えません。「無理」という言葉を発する前に、もう一歩だけ進んでみませんか?結局は、1歩の積み重ねでしかないのですから。

    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:
  • アサイボールを学芸大学駅(東横線)のエンポリオでどーぞ。

    最近、倒れそうなほど熱いです。暑いを通り越してもう、カラダが熱いです。

    皆様、熱射病には十分にお気をつけ下さいね。十分な水分補給と、熱くなったカラダを冷やすことをお忘れなく。という事で、本日もアサイボウルのご紹介。

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    エンポリオカフェは2006年のオープン当初から、アサイーをはじめとする、いくつかのアマゾンフルーツをジュースやスムージー、シェイクにてご提供してきましたが、今年より、アサイーボウルの販売も行っております。

    思えば、私が初めて「アサイー(その頃は「アサイ」と呼んでいました。)」に出会ったのは、2002年の事でした。あれから早、8年以上が経過しております。

    当時、多分私が、日本で一番アサイを飲んだり食べたりレシピ化したりしていた事でしょう。それくらい密接にかかわっていました。何トンのアサイージュースを作った事か・・・。懐かしい。

    アサイーは、最近Hawaiで流行っていますが、アマゾンが原産のヤシ科のフルーツで、いまでも、アマゾンでしか栽培されていないはず。弊社で使用しているアサイーも、アマゾンにおいて「アグロフォレストリー(森林農法)」で収穫されたもので、フルッタフルッタさんを通して購買しています。

    最近、いろいろな所で良く見かけるようになった「アサイー商品」。携わっていた者として嬉しく思いますが、反面、アサイーの美味しさの半分も伝えられていない商品が多く、ちょっと残念です。鉄分やカルシウムが多い、ポリフェノールが豊富、その他、たくさんカラダに良い成分が含まれていますが、それは二次的なものであって、本質ではない!

    とにかく、アサイ(アサイー)は美味いのです。そのものには、そんなに味も香りもなさそうな感じなのですが、ちょっとしたレシピの工夫で、劇的に美味しくなるのです。もう、「なんじゃこりゃ~!」って感じです。

    飲食店プロデューサーとして、主観である「おいしい」「おいしくない」と言うのを、あまり口にしないようにしている私が、アサイーに関しては、「とてつもなく美味い!」と言ってしまうほどに。


    EMPORIO

    もちろん、その他のフルーツジュースやスムージーもかなり美味しいのですが、やっぱりアサイーは特別な存在です。アサイーが未体験の方、他で食べたり飲んだりしたけど、いまいちだと思っている方。ぜひ、EMPORIOカフェで試してみてください。ファンになっちゃいますよ、きっと。

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    EMPORIOカフェダイニング駒沢通り学芸大学店
    ぜひ。

    UPDATE:
  • IRIE BAR 横浜は吉田町の大人のたまり場

    昨夜は、仕事をちょっと抜けだし、横浜に遠征してまいりました。

    関内駅から、ちょっと行った所、赤いビルの2Fにあるその名も「IRIE BAR(アイリーバー)」。オープニングパーティーにお招きいただき、お店の今後の発展を祈ってまいりました。

    携帯カメラで恐縮ですが、ネオンの巨匠「スマイルネオン」の高橋さんの作品です。
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    渋い! 上手い! 格好良い!
    さすがです。(写真いまいちですみません・・・。)

    次は、弊社で出力してパネルにしたポスター。グラフィックは tateyama design様
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    tateyama design / smile neon / not for sales Inc.をはじめ、

    他、たくさんの方々がお店の門出を祝っておられました。

    商売はなんでもそうかもしれませんが、考えて、考え抜いた後は、もう、やってみないとわかりません。やっている最中の努力もやっぱり、すごく重要です。

    近いうちに、また、伺いたいと思います!
    〒231-0041
    横浜市中区吉田町4-3 2F (通りの裏が入口です&入口のドア、ちっちゃいです)
    IRIE BAR(ブログもこれから、って感じで) 045-252-0044 店主 まちゃあき さん

    また、別の友人(教え子?)が、祐天寺でカフェをオープンさせるそうです。(10月頃予定)
    なにかしら、お手伝いできればと思っています。

    そういえば、横浜にいる時に、先輩社長さんからご連絡いただき、そのご友人の方もカフェをオープンされるそうで、近々、ミーティングに呼んでいただけるそうです。

    声をかけていただけるのは、ありがたいことです。

    UPDATE:
  • 実績事例集のアップロードをサボりすぎ・・・。

    前回のブログで、東横線の都立大学駅に設置してあるコインロッカー広告(エイムハウス様)の、デザイン実績を、弊社habaがアップしました。

    春くらいの実績を、夏も近付く梅雨の時期にアップとは・・・。

    本来なら、本社Webのデザイン事例集やプロデュース事例などにアップしていく案件が多数あるのですが、なかなか、まとめている時間がないので・・・。

    って事で、こちらのブログで一部アップしておこうかな、と。

    5月のSODEC(システム系の展示会・ビッグサイト東京)に出展された、NTTデータ様、NTTデータビジネスブレインズ様それぞれのプレゼンテーション映像の制作をさせていただきました。
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    映像制作・BGM・ナレーションのセット。
    なかなか時間が合わず、最終日に少しお邪魔するだけになってしまったのですが、何名かのお客様が立ち止まってご覧になられているのを見て、ひと安心!一発勝負の展示会は、いつも緊張モノです。

    つづきまして、
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    ビルの屋上看板の鉄骨部さび止め塗装。

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    この塗料、なかなかのツワモノなのです。
    前面、キレイなグレーに塗装されました。これでまた、数年間は安心ですねー。

    こちらは、先日のブログでも書きました。
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    協力業者様ではなく、自社の人員で全部工事までやっちゃった系なので、一応。床のCF(クッションフロアー)貼り工事。3時間くらいですね。

    そして、茶の湯!
    深澤里奈さんのTea JurneyをEMPORIOカフェダイニング駒沢通り学芸大学店で開催。
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    深澤さん監修のもと、特別メニュー(ベジタリアン)もご用意。EMPORIOブログにもしょっちゅう登場しているオム工房長伊藤シェフの創作料理もご用意(写真奥)。お抹茶はもちろん深澤さんのお点前。

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    見覚えのある紙袋がぁ!
    ご存じ、亀屋万年堂様。お茶菓子と、お土産のナボナをご協賛いただきました。(広告代理店的な動きですね。)来月号の目黒区世田谷区の情報誌エイムハウスタイムスの紙面にて紹介されます。
    エイムハウスタイムスWeb版の制作、更新も弊社が担当させていただいております。

    と、ざっくりご紹介しただけですが、
    弊社はいったい、ナニ屋さんなのでしょうか・・・。

    社内外に、さまざまな専門家を擁しているプロフェッショナル集団!って感じでしょうか?
    プロジェクト毎に、最適なチームを組織し、クライアント(お客)様にとってのメリットを創出しています。

    一見、関連性が低そうに見えるかもしれませんが、ビジネスを形にするためには、実にいろいろな方面での施策が必要ですよね?クライアント(お客)様と目標をひとつにして、総合的にプロデュース(支援)させていただくべく存在しているのが、我々、not for sales Incorporated株式会社だと。

    他にも多岐に渡っているので、ご興味ある方は、ぜひお問い合わせください。

    UPDATE:
  • カフェの開き方セミナー@EMPORIOカフェ3Fスタジオ

    今週の水曜日、カフェの開き方セミナーを開催します。
    レコールバンタン講師もやらせていただいている弊社代表が、カフェ経営についてMBAの山本先生と共に、カフェに興味がある方に向けて、いろいろ情報を発信します。 

    ▼内容
    ①カフェは儲かるのか??

    ②開店までの参考スケジュール
    (コンセプトメイキング→不動産の決定・プレ・オープンまで)

    ③開店時のアドバイス
    (プロモーション、スタッフ教育など)

    ④1年目に苦労すること
    (資金繰り、顧客対応、MENU・価格の変更など)

    ⑤質疑応答

    ▼定員
     20人

    ▼参加費
     3,000円

    ▼開催場所
     東急東横線『学芸大学駅』西口から徒歩5分
     駒沢通りのカフェ“EMPORIO”3F→ studio CAKE

    こんな感じです。詳しくは、

    http://eventforce.jp/event/4635

    よろしくお願いします。
    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:
  • 自分の仕事が他の専門家に渡って成果になる。

    一人で完結できる仕事って、実際、あんまりないですよね?

    自分の仕事が、次の人の仕事へ引き継がれて、なにかしら貢献するようなものに仕上がっていく。

    その次の人が、社内なのか、社外なのか、専門家なのか誰でも良いのかに関わらず。または、誰かの仕事を受け取った後に、自分の仕事があるのかもしれません。両方あるかも。

    よーするに、
    自分の仕事の結果や出来栄えが、次の人にどう影響するのか?くらいは知っておかないとダメだって話です。それが、伝票1枚記入するくらいの事でも、です。

    とりあえず、「やれ」と言われているからやるレベルでは、話になりません。

    なぜ、それをするのか?どうしてこのやり方なのか?など、仕事の意味を考えないと、質は上がりませんし、無駄を発見することもできません。

    できれば、自分の仕事の前後だけではなく、最終的にどのような貢献になるのか?という所まで見据えて、今の仕事(作業)に取り掛かりたいところです。

    なぜ?どうして?

    一般的に、5W1Hは、
    Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(どうして) How(どーやって)
    と、言われていますが、トヨタの場合は、
    Why Why Why Why Why に、毎回Howをつけて改善する。みたいな使われ方をしているようです。

    1回のWhyに対して、1回Howを入れて改善し、さらにそこから浮き彫りになった問題にたいしてもWhyを繰り返し、問題の根源を探し当て、それに対してHowを用いて改善する。って感じらしいです。こうすることによって、根本的な部分が改善されるので、次に同じ失敗を繰り返す可能性が格段に減ったり、品質が向上したりするようです。

    って事で、今のその仕事(作業)はなぜ行っているのか?その仕事が次にどのような影響を及ぼすのか?というのを考えながら仕事したら、良い結果出せるかもしれませんね。

    まぁ、頭使えって事ですね。

    UPDATE:
  • マネジメントの問題と算数の問題。

    ドラッカーの「マネジメント」から派生した萌え系の本が、最近売れているみたいですね。

    専門知識・センス・スキル・体力など、人にはそれぞれ特徴の違いがあり、能力の差もある訳で、そういう人々を効率的に動かすために”マネジメント”のスキルは、管理するポジションにいるのであれば、必然かと思います。

    さて、ここで問題です。

    「溝を掘るのに、二人で二日かかりました。さて、これと同じ溝を四人で掘った場合は何日かかるでしょうか?」

    小学校の算数だと、正解は一日。

    ですが、これが、マネジメントの世界になると、三日かもしれないし、四日かもしれない。はたまた、もっと余計に日数を必要とするかも。

    できれば、1日にしたい所ですが、なかなか、そう上手くいくとは限りません。
    人数が多くなれば多くなる程、一人あたりの作業量は減る傾向にありますし、サボっても他がカバーしてくれる心理も働くため、少数精鋭でやった場合よりも、かなり効率が落ちる場合が多くあります。

    ですので、本来あるべき姿(2人で2日なら、4人で1日)まで、マネジメントのスキルを利用して持って行く必要がありますし、できれば相乗効果を期待して、0.9日とか0.8日とかで終わらせるために出来る事があるかもしれません。

    単純作業を繰り返すだけの労働であれば、かなりの範囲を管理できますが、知的生産を行う知識労働者を管理するのは、事実上不可能です。

    もちろん、両方共に結果に対する責任を明確にする事は可能ですが、過程を管理する事の容易さという点において、知識労働の管理は複雑を極めます。

    その複雑さを制する事を目指すのか、それとも、結果に焦点をあて、過程には幅を持たせるのか?

    それぞれのマネジメントスタイルによるとは思いますが、いずれにせよ、マネージャーはそこから生まれた結果に責任を負わなければなりませんし、その上層部は、それぞれのマネージャーが出した結果の総計に対し、やはり、責任を負わなければなりません。

    責任と権限の範囲のバランス感覚は、マネジメントスキルと呼べるものなのか?それともセンスなのか?それすらもいまいち解らない所ですが、マネジメントにおいて、かなり重要な部分だと思っています。

    いずれにせよ、貢献に集中して、成果をあげなければならないのは、企業の宿命です。成果が外部からしかあり得ないのであれば、外部の変化と同じかそれ以上に早く、組織も変化していく必要があります。

    先々を見越したマネジメントスタイルでありたいものです。(今が、しんどくてもね)

    UPDATE:
  • 専門学校での講師の仕事とか、人になにかを教える事について。

    中目黒や恵比寿にある専門学校で、カフェプロデュースや経営などについて教えたりしています。
    また、学芸大学大学(ガクダイダイ)ってのをやってます。学んだり、教えたり、遊んだり、学芸大学駅を中心に活動してたります。

    私自身、教える事のスキルがそんなに高い訳でもないので、どちらかというと「伝える」程度のものです。

    限られた時間において、私の知っている事の中で、聞いている方々にとって”役に立つであろう”アイデアを伝える。そんな感じで思っています。

    コミュニケーションやコーチング、NLPについても、何冊か本を読んでスキルアップを図ってはいますが、誰かに何かを伝えるというのは、受け手がいて、受け手が理解して、初めて成立する事なので、受け手への理解がとても重要になります。私から発信する情報を、受け手が吸収できた時点で、最低限の成立。そして、興味を持って何度も思い返したり、関連する事に関心を持つようになって、成功。という感じで思っています。

    まぁ、とても難しい事なのですが・・・。

    で、どんな内容の事を教え(伝え)ているのか?という所ですが、まずは、さらーっと基本的な事を教えます。たとえば、どんな経営の本にでも書いてあるような、当たり前のことを、まず、当たり前に説明します。でも、かなり駆け足で。たとえば、PL(損益計算書)みたいなものは、まぁ、当たり前な訳で、当たり前に読めて、作成できて欲しい訳です。

    その上で、役に立つであろう事の中で、一般的な経営の本にはあまり書かれていないであろうアイデアを紹介してきます。それが、確率論であったりゲーム理論であったり、フェルミ推定であったり、って感じです。ドラッカーの本の内容を紹介したりもします。

    出来れば、「店舗経営」について勉強しているのであれば、「店舗経営」の事を書いている本を2~3冊読んでから来てもらえると助かります。そーすると、より短い時間で、より深い話が出来るので。

    自分が普通にしてたら気付かないような事を、別の人間から聞ける。というのが教育の魅力だと思っています。知らない事には興味もてない。0を1にするのは、やっぱり、なにかしらきっかけが必要な場合が多い。でも、1を知った後には、興味さえあれば10を知る事は努力で出来る範囲になり、偶然のきっかけに頼らなくても大丈夫になります。

    なので、私の役割としては、いろいろ役に立つであろうアイデアのジャンルにおいて、たくさんの0を1にする事だと思っています。

    ただ、多数の受け手を前に講義する場合には、それぞれの知識やスキルに差があるのが当然で、知っている人だけを前提にしてもダメだし、かと言って、知らない人に合わせて、知っている人の知識の範囲内の事しか伝えられないのもダメだし・・・。

    店舗プロデュースや店舗コンサルティングの仕事だと、クライアントの状況に合わせてカスタマイズして考えたり、お話したりできるので、その点は良いんですけどもね。

    誰かに何かを伝えるってのも、なかなか難しいです。

    UPDATE:

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    飲食店舗の開業に関わるほとんど全てのことを自社でお手伝いできることがnot for sales Inc.の強みです。 上記以外のことでもお手伝い・関連会社のご紹介などできる場合もあります。 また、これまでの経験を生かした飲食店以外の制作実績も多数ございます。詳しくは「WORKS」をご覧ください。