日本経済新聞に、ノーベル賞を受けた、下村脩先生の私の履歴書が掲載されていたそうです。
7/31の朝刊が最終回。
以下は引用です。日本経済新聞2010年7月31日土曜朝刊「私の履歴書 下村脩」
「・・・会場の若い参加者から私への質問が出た。おそらく研究者かその卵であろう。「研究で成果が出ず、行き詰ったときはどうすればいいか」という問いだった。
「ちょっと考えた後、こう言った。『がんばれ、がんばれ。』」
・・・・・・。(;一一)
なにをー!
やっぱり、頑張るしかないっぽいです。昨日、こちらのブログで成功の秘訣を、「能力・体力・根性」としましたが、一応これで、ノーベル賞も射程圏内という事が実証されました。以下、引用の続きです。
「つべこべ言わずに努力をしなさいという、突き放したような言い方に、ひょっとしたら聞こえたかもしれない。もう少し丁寧な答え方をしようとも思ったのだが、私が言いたかったのは、結局はこの「がんばれ」という単純な言葉に尽きるのである。」
「・・・実際のところは、私は不器用で、実験は上手ではない。よく失敗する。ただ、簡単にはあきらめない。うまくいかなかったら考え直して、別なやり方を試みてみる。だめだったらもう一度、それを何度も繰り返す。それだけだ。」
ふむふむ・・・。
まっ、頑張るのはそんなに難しくないとして、頑張る方向を変更するのは勇気や知性が求められるなぁ。と、考えたりもします。ずっと頑張って来た事(サンクコスト:すでに支払ったコスト)に固執して、新しい機会を逃すのはもったいないですし。ただ、それを言い訳にして、頑張るのをやめるとか、あきらめるとかは、もっと良くないかな、と。
いつの時も難しいのは、結果を出す責任がある場合かなぁ。
方向を見定めたいですね。
で、進む方向を決めたら、とにかくがんばりましょう。