世界は今後、どうなって行くんでしょうね?
原油価格や、穀物価格は頭打ちなんですかね?
世界経済や、BRICs・VISTAなんかは、今後どのような発展を遂げるのでしょうか?それらは、世界(経済)にどのような影響を及ぼすのでしょう?
日本は、その時、
どんなポジションにいるんでしょう?経済の状況や国民の生活水準とかも。。。
そして、not for sales Incorporated株式会社やグッドプランニング株式会社、他関連会社、取引先と、そこで働く人達、そして、自分はどうなっているんでしょうか?
えー、ここからは私見です。個人的見解です。というか、ひとりごとです。
中国とインドが、今後も発展を遂げる可能性が高いからと言って、20億人を超える人々が、日本のような中流階級の水準に達するのは難しいと思っています。
いわゆる途上国が経済発展を遂げる。(であろう予測)
エネルギー不足、(たとえば、日本はひとりあたり1トン/年以上消費しているようです)や食料不足が深刻になる。(であろう予測)
そして、エネルギーや穀物の先物(現物)価格が上昇する。(事実)
で?
俗に言う先進国は、どのようにして現在のポジションに至ったのでしょうか?
貿易・搾取など、いろいろな側面があるとは思いますが、すごくまとめて言うと、格差から利益を得た部分が多いかと思われます。(もちろん、努力により新たな付加価値を生み出していることは間違いないですが。)
途上国の安い人件費を利用する。
技術力にものを言わせて、勝者になる。
そして、今の流行は、
地球の恩恵である天然資源を売る。
たとえば、日本の高度経済成長期。
まず、自国の安い人件費を上手に利用し、輸出を増やしました。そうして利益を得て、経済水準が世界TOPクラスになると、近隣諸国の安い人件費へとシフトする。(もちろん、その過程で努力による技術革新などは当然のこととして。)
仮に、安い人件費というのが利用できなかった場合、それで収益を上げられなかった場合、もちろん技術革新も現状ほど期待できないでしょうし、これほどの発展も望めなかったのではないでしょうか?
日本だと時給¥1000の仕事が、途上国だと日給¥1000である。とか、そういう格差を利用してきた現実があり、そうやって発展してきたのが現代社会です。
逆に言うと、そういう労働力があるからこそ、日本は現在の生活水準を多くの国民に提供できている。という考え方も可能です。
さて、
では、現在発展中の国々は、そういう格差をどこに求めるのでしょうか?やはり、自国内である可能性が高いです。なぜなら、他にあんまり選択肢が残っていないからです。(もちろん、それよりも遅れている国々というのもありますし、現在の先進国が後進国に成り下がる可能性もありますが)
とした場合、
大きな格差なく、国全体を成長させ、全体の生活水準を向上させるモデルは、やや不可能に近いのではないかと。
もともと、資本主義というシステムが「格差を生み、格差から更なる利益を生む」というモデルで成り立っており、その中に、ヒトとしての「正義・秩序・愛・尊厳」などをがんばって組み込んでいる現代において、全ては程度やバランスの問題であり、どこまでもドライな方が発展するというレベルを超えられない以上、そう考えるのが妥当だと思います。
その代表が、中国とインドかな?って思ってます。
つまり、あくまで私の考えですが、
現在の先進国の生活水準を、とてつもない低コストで実現できる何か?(産業革命くらいの)が新たに実現されない限り、中国やインドの方々の80%がマイカー所有者になる。とか、今後新たに20億人以上が、年間1トン以上の原油を消費するようになるとか、そういうのは現実的ではないと考えています。
そういう発展を遂げるための、しわ寄せ先が見つかるのであれば別ですが。
未来へのしわ寄せ(国債とかも含めて)や、途上国へのしわ寄せなど、今まで距離があったしわ寄せ先が、「現在」に近いところまで迫ってきています。簡単に言うと、ゴミ捨て場がいっぱいになりつつある状況です。そして、新しいしわ寄せ先は、今のところ見つかりそうにありません。。。
もともと不安定なものの上に成り立っている現代。不安定な中のネガティブ要素を、そういったしわ寄せ先に転化してきたのは、当然と言えば当然のことです。
今後、まだずいぶん先だとは思いますが、
世界全体が資本主義で行くのか、もう一度、共産主義を試すのか?みたいな選択を迫られる時代を避けて通れないのではないか?(このまま、少しずつでも発展していくのであれば)
それまでに、新たな社会システムが、どこかの天才によって開発されれば良いのですが。。。
という状況で、では、日本は今後どういう方向へ行こうとするのか?また、行くべきなのか?
そして、not for sales Incorporated株式会社はどこへ向かうべきだろうか?
確かに、100年後の未来は気になりますし、今の負債を未来へ押し付けるのはちょっと嫌ですが、今日のご飯も食べないと生きていけません。
ということですので、上記の問題が影響を与える近い将来というのを予測してみます。
上記の未来図が現実に近いとした場合、
エネルギーや食糧不足の問題は、マーケットで騒がれているほど深刻ではない。であれば、商品価格の上昇も、正しくない(であろう)見解に基づいたバイアスがかかっていると予想できます。正しくとも、ただしくなくとも、バイアスであれば、どこかである程度是正される状況になる可能性が高いです。専門家でない人々も、その価格の動向を気にしだすと、そのバイアスは加速される場合が多いです。
たとえば、原油の埋蔵量というのは何を基準にしているでしょうか?新しい油田が見つからなくとも、埋蔵量は増えたりします。なぜなら、埋蔵量には、採掘コストが加味されているからです。
埋蔵量の基準としているのは、経済的に取れる量とでも言いましょうか。そんな感じのあいまいなもので、地球に眠っている原油の絶対量ではありません。(それはたぶん、誰にもわかりません)
原油の採掘は、油田の状況によりいろいろあるのですが、原油価格が上昇すると、高コストの油田でもPAYできるようになるので、埋蔵量に加算される。みたいなことがおきます。まぁ、豆知識としてご活用下さい。
簡単に言うと、いろいろなモノの価格は上がり過ぎだろ?と。そろそろ、逆に行くんじゃないの?そして、いろいろなもののしわ寄せの歪みが、地震を起こすプレートのように、耐え切れずに反動を起こすんじゃないの?そういう時代が来るんじゃないの?と、思っています。
ということで、
上記の見解から導き出されるnot for sales Incorporated株式会社の戦略としては、
1 ヒト能力や頭脳がものを言う時代、変化の時代が来ることを予測した、人材育成の強化。
2 多くの人々と、独自のコミュニケーションが取れるようにするためのメディア事業の強化
3 今日も我々がご飯を食べるために必要な、今日の仕事の効率化
の3点となりました。
違う言い方をすると、
1 冷静に状況を分析、判断し、向かうべき方向を見定めるチカラと、それを生かすクリエイティブな発想や創造ができる能力の強化
2 1をPRしたり、販売したり、フィードバックを得たりするチャネルの強化
3 上記二つと現状の事業の全てを「改善」すること。(早く・安く・確実に・良いものを)
となります。
ちょっと、後半は無理にまとめすぎましたかね?
とても面白い時代に、面白いと思える場所で仕事ができて光栄です。ありがとうございます!