カフェ開業のご相談で多いのが、事業計画書の作成について、です。
新規事業の立ち上げや経営を経験された事のない方からすれば、ハードルが高く感じられることでしょう。さらにその事業計画書を持って、金融機関相手に事業の内容を説明しなくてはならないのです。
でも、安心してください。
事業計画書の作成はそんな難しいものではありません。
なぜなら、
私達はお客としての立場は十分にわかっています。
●料理や飲み物を注文し
●サービスをうけ
●料金を支払ってお店を出る。
という一連の流れを日々何度も経験していますよね?
事業計画書は
お客様の数を増やすために考えたことを、バランス良く文章や数字に落とし込んで行くだけの作業です。
もちろん、家賃や人件費や光熱費など、お店ならではの「経費」の部分に関しての細かな部分は客の立場からではわかりませんが、それら全てを「売上」から捻出しないといけないのは想像に難くないでしょう。
家賃や光熱費なら、支払った経験がおありでしょう。自宅とお店では規模が違うのですぐには金額のイメージが浮かばないかもしれませんが、おおよその見当くらいはつけられる感じもしませんか?
人を雇うのが初めてでも、街を歩けば一般的なアルバイトさんの時給くらいはすぐに把握できるでしょう。社員の方の給与に関してもおおよその相場感はお持ちかと思います。
社員を雇用すると、
という部分です。いわゆる「社会保険関係」ですね。
このあたりはちょっと奥が深い話しになるので、またあらためて書きたいと思いますが、お店がお支払いする給与および社保関係の総額と社員の方が受け取る「手取り」とは、かなりびっくりするくらいの「差額」があります。
私自身、雇われの身だったころは給与に関しては当然「手取り」を最重要視していました。まぁ、使えるお金は手取りだけなのですから当然です。
ですが、事業主となってからは支払い総額が気になる(というか、出て行くお金なので当然)ようになりました。
このあたりが労使の認識の乖離が生まれやすい部分でもあります。
事業計画を考える最初の段階は、
という感じです。
最初はよくわからない部分もあるかもしれませんが、なんどもいろいろな方向性からトライしていけば、ある程度まとまって事業計画書が出来上がってくるものです。
なので、わからないながらもとりあえず、何か(売上か経費か)の数字を記入するところから初めてみてはいかがでしょうか。
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