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デザインすることと図面を書くこととプロデュースすること。

どうも。

日曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか?

えー、先日よりとある図面(カフェ)を書いている私ですが、図面を書いていると思うところがあったので、ブログにしたためてみます。

図面を書くことはデザインか?クリエイティブな作業か?という疑問があったとして、

その答えは、 YES でもあり、 NO でもあります。

例えば、平面プランを考える作業というのは、思いっきりクリエイティブです。

決められた面積の中に、「カフェ(例えば)」を創っていくのと同じです。

コンクリートなどで囲われた空間がある(スケルトンの物件)状態を、誰が見ても「カフェ」と見えるようにするのですから。

そして、
クライアント様のイメージを図面上に表現していきつつ、カフェとして使いやすく、無駄が極力発生しない、オペレーションに優れたものに仕上げつつ、将来のお客様にとって何かしらメリットがあり、しかも、記憶に残るようなお店になるべく・・・。

って、考え出すとキリがないですし、可能な平面プランというのも数多く存在します。

ですが、図面を工事業者さんが見てわかるように仕上げる作業は、あまりクリエイティブではありません。

しかし、線の量とかの割合で言うと、後者の方(プランニングよりも図面としての精度)が多くなりがちです。

数多い中から、優れていると思うものを、図面製作という作業を通じて紙面に落とし、実際に紙面の上で、いろいろイメージしてみる。そういうところからプランニングはスタートします。簡単に言うと、イメージして、書いて、消して、また、イメージして。

最高に良いものを求めるなら、10~20パターンも平面プランを作成すれば良いのかもしれませんが、カフェは事業である以上、そのコストが、将来のお客様の負担になるのは避けなければいけませんし、お店としても良いとは思えません。

だからこそ、限られた予算や時間の中で考えうる最高のプランをクライアント様に提供するのがプロデューサーの仕事であると思います。
そして、
プロデューサーの経験や勘の部分をクライアント様に信頼していただき、かつ、結果を出さなければいけない。

なかなか、大変な業務を行っていると思います。

図面を書く人間に求められるのは、紙面上でどれだけ実際にお店が出来た時のイメージをすることができ、それがスムーズで、クライアント様にもお客様にも喜ばれるか?というところであり、そして、プロデューサーというのは、その収益にも責任を持つ。というのが求められていると思っています。

当然、カフェのプラン(図面)には、正解がある部分(建築物として、基本的なカフェとして)と、正解がない部分(クライアント様やお客様が気に入るかどうか?)と、正解を創っていく部分(リピーターとなるかどうか?)などが混在しています。

もちろん、平面プランや内装、家具だけで、お客様が定着するわけではないので、プロデューサーとしての仕事は、図面を書いたところで10%くらいしか進行していないということになりますが、それでも、すべてが積み重ねなので、プランの上に実際の図面が乗りますし、図面の上に内装工事が乗り、内装工事の上に料理やサービスが乗り・・・。と、

本当にすべての物事は、計画(プランニング)から始まりますし、計画にしっかりと時間と労力を使うことは、トータルの時間やコストを節約します。

プランニングにはイメージが重要です。

ということで、イメージトレーニングに勤しみたいと思います。

まずは、

図面に落としたカフェで、お茶してみます。

これもまた、プランニングの一環です。なにか不具合があったら、もちろん図面を修正します。

ひとつ座席を設けるのも、壁をつくるのも、いろいろ考えてるんですよね、建築家って。

まぁ、私は建築家ではなく、あくまでプロデューサーなので。結果で答えを出します!

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