最近、本当にマーケットの方向性についての見解をよく聞かれます。
今から2~3年後くらいのスパンでの考えをまとめて言うと、
商品は下がってるし、株式市場は上がってると思うよ。
と、一般的な見解とは、だいたい逆のことを言ってます。
マーケットは、知っている情報はすでに織り込み済み(知っているというのも、それぞれ差がありますが)だと思っていますし、それ以上に、マーケット参加者たちの未来への期待や不安が凝縮されて、取引が成立し、価格が形成される。
というのが、基本中の基本だと思っています。
実需がどうとか、過去の季節変動がどうとか、傾向としてはありえますが、夏を1万回繰り返せば、そんなバイアスはなくなって、ほぼ上げ下げが50:50になると思います。
ほぼ、ランダムウォーク理論そのままです。
そんな中でも、確率上有利な可能性が高い場面は、おとずれることもある(と、見える)ので、参加したい人は、そういう場合にのみ、参加してください。
もちろん、許容リスクの範囲内で。
では、なぜ上記のような見解になるのか?をご説明しましょう。
経済が今の生活を支えているのであって、お金そのものやGOLD、原油だけではどうしようもありません。世界の経済活動が円滑に行われてこそ、お金は価値がありますし、GOLDもお金に換金できます。そして、原油へのニーズもあります。
株が下がって、商品(特にGOLD)があがる上がると思っているあなた!
株は安いし商品は高いですよ。
株がこれ以上下がって、経済活動が円滑に機能しなくなった時、それが世界中で起こった時、金塊を持っていることがどれほど重要なのでしょうか?
そういう、近視眼的に自分の資産を守ることを考えるより、
世界経済を復活させるべく、リスクを背負う人の方が、私は好きですし、そうなりたいと思いますし、みなさんがそうであれば、経済は復活できる(と、思います)。
ということで、まだ早いと思いますが、半年以内に株を買って、みんなで経済を盛り上げましょー!
だって、例えば日本が、日経平均株価が7000円を割るような事態になって、商品の値段が高止まりして、国債発行もままならなくなったら、どうやって経済活動していくんですか?
(ベンチャーの株でも良いですよ。日本はANGELが少ないですが。。。)