先日の土曜日(2/20Sat2010)に、中目黒の食の専門校レコールバンタンさんにて、フードデザインショー2010が開催されました。
在校生が、それまでの勉強の成果を発表する卒展です。
私は、HクラスIクラスJクラスのカフェ専攻3クラスのみなさんを陰ながらサポートする立場で、卒展の企画が出来た段階から、地味に参加させていただきました。
ほんと、地味なサポートしかしてないので、99.99%みなさんの力で乗り切った卒展でした。
いやー、短期間でもやればできるものですね。
ほんと。企画や進行を管理するJクラス。ランチタイムのメニュー開発から運営までを担当するIクラス。ディナータイムのHクラス。
連日、夜遅くまで、「あーでもない、こーでもない。」を繰り返しながら、少しずつ、お店(Neo Japanism cafe ~縁~)が、企画書から現実のものになっていく姿を、間近で拝見させていただきました。
売上が全てではないですが、それでも、25万円の売上を達成できた事は、本当に素晴らしい事だと思います。また、それぞれは、飲食店などでアルバイトの経験はあるのですが、最初から自分たちで作り上げたお店を実際に運営するのは初めての中で、この結果は、本当に立派だと思います。
そしてなにより、その、ひとつの目安である、売上に対する意識が、アルバイトの時と、自分たちで作り上げたお店の時の違いを、なによりも感じてくれたのではないでしょうか?
いつの時代も、「最近の若い者は・・・」というのは良く聞きますが、今の若者も決してやる気がない訳でも、意識が低い訳でもない。というのを、実際にそばにいて感じましたし、25万円達成(ちなみに、企画段階の学校から与えられた売上予算は、それの半分以下でした)という事実を、みなさんに発表した時の盛り上がりは、一つの達成感を全員で味わえた瞬間だったような気がします。
一夜明け、21日の日曜日には、代官山のボールルームにて表彰式が行われ、他のクラス(パテシエ科や、フードコーディネーターなどなど)のみなさんも一緒に、振りかえりと表彰が行われ、私も参加させていただき、ちょっと偉そうな事を話してしまいました。
とは言っても、私が何か言う事が重要なのではなく、経験から学ぶ方が何百倍も価値がある事だと思っているで、まぁ、私のコメントは、当たり障りのない程度にとどめておきました。
ぜひ、これからの活躍に期待したいですね。
PS
もちろん、他のクラスにも、私のような立場の企業の方がサポートに入られていたのですが、パークハイアットのシェフの方とか、ペニンシュラの副総料理長さんとか、ビッグネームが来られていました。(表彰式の時、初めて知りました。)
でもまぁ、売上は目標を大きく上回ったし、良しとして下さい。