あなたにとって、一番大切なものを当ててみましょうか?
たぶん、かなりの確率で当てられると思いますよ。本当に。
私は、霊能力者の血をひいていますので。。。
って、ウソです。
でも、当てられると思うのは本当です。
では、大切なものを、心に描いてください。
出来るだけ強く、イメージしてください。
良いですかー?
いきますよー。
あなたにとって、一番大切なもの。
それは、
「空気」
当たり?
ん?
まー、まー。
そんなに怒らないでください。そういうつもりで書いている訳じゃないので。
あなたが、心にイメージした「一番大切なもの」が、空気であった可能性はゼロに近いと思いますけど、その、心にイメージしたものよりも、空気の方が大切な感じがしませんか?
ここは、正直に。
さて、
あなたにとって空気は、切っても切れない存在です。
意識する、しないに関わらず、それはもう、かなり大切な存在です。日々の空気に感謝する人はいないと思いますが、いま、その部屋の空気がなくなったとしたら、空気以外の事に意識を向けられますか?
人間のカラダの構造は、その外部環境(たとえば、空気がある事)などを前提にしています。なので、人間と空気を分けて考える事は、意味をなさないのです。(とある文献を私なりに解釈・・・より)
ひとりのマーケッターとして、顧客を見つめる場合。
分析しやすいからと言って、購買行動や生活様式の一部を切り取って考えがちです。また、仕事をしていく上でも、専門化の波があるので、なんらかの一部に特化したビジネスが主流ではあります。
しかし、BtoCのビジネスであれば顧客の満足度を向上させ、対価を得る事。BtoBであれば、顧客のビジネスにコストパフォーマンスの高い貢献をして対価を得る事。が、重要な目的なのは明らかであり、それらを必要以上に細分化することは、結果、パフォーマンスの低下を導いているのではないか?と、考えられます。
また、顧客の行動の一部を切り取ったアンケートや調査など、本当に役に立つのかどうかもわかりません。
大きい会社のマーケッターが陥りがちなミスは、欲しい結果を得るために調査したりすることです。また、調査しやすいからという理由で、有益でないアンケートを行ったりもします。
それは、1km先で落としたであろう財布を、探しやすいからという理由で近場を探しているようなものです。
たしかに、ヒト(顧客)の心理をすべて知る事は不可能です。ヒトの中にも、意識と無意識があるのですから、どれだけアンケートしても無理な話です。だからと言って、必要以上に細分化して調査することも、これまた、意味のない事だと思いませんか?
できる事はただひとつ。
「出来る限り顧客を理解するよう努める。」
どんな調査も数字も、この目標を忘れてしまっては、意味のないものになってしまいます。努める事しかできないとわかっていても、少しでも理解度を高めるために、知ろうとする努力を怠る事はできない。
そして、
顧客のニーズに合わせて、事業を細分化する場合も、しかり。です。
店舗やブランドに対して、総合プロデュース
をしているnot for sales Incorporated株式会社は、どれも切り離せないという思いから、さまざまな事業を展開している訳で、それが、最終的にクライアント様の利益につながるという信念を常にもっています。
飲食店にとって、メニューブックとメニューの内容とオペレーションと仕入れ先と広告と運営オペレーションと店舗管理と店舗デザインとかとかが、切り離せる存在でない事は、誰もが認める事だと思います。
だからこそ、我々は、もっともっとクライアント様を理解したい。
弊社が提供するそれぞれのサービスより、さらにレベルの高いサービスを提供している専門の会社はあると思います。(価格はさておき)
かと言って、トータルの結果を必要としているクライアント様にとって、バラバラの専門化されたサービスが良いとは限りません。
そこではじめて、総合でサービスを提供する弊社のソリューションに価値を見出していただけるのではないかな?と。
ながくなりましたが、良い週末をお過ごしください。