株価も景気も未だ上向きにはなりませんね。
金融危機と言われているようですが、金融危機という言葉はあまりリアリティーがないというか、伝わりにくい感じもするので、同じ意味合いで、かつ、ストレートな、信用危機とでも言い換えればどうでしょうか?
クレジットクランチ・・・。(Credit Crunch)
英語ではそう言うようです。
クレジットは信用・クランチはひっ迫とか、そんな感じで。
信用が収縮と言うか、前ほど他社や他人を信用できなくなって来ている状況。信用できないから、お金を貸せない。
金融機関が破綻する場合もあるので、金融機関同士の短期資金の貸し借りもやりにくい。そんな状態が、今です。
経済が成長する。景気が良くなる。と、多くの人が思う時には、
その利益に預かりたいと思う人が、自分の利益を追求することにより、実際、株価は上昇しますし、信用は増大します。
今は逆で、経済がマイナス成長しそうとか、景気はさらに悪くなる(良くならない)と思うひとが多ければ、実際に株価も信用も下向きになります。
ようするに、個人の利益(リスク回避)を追求した結果でしかないので、アダムスミス的発想だと限界がある。ということでしょうか。
それとも、資本主義はまだこのまま拡大を続けられるのでしょうか?
日本で、年金のシステムが崩壊寸前(事実上は崩壊しているのかも?)ですが、資本主義のシステムも似たようなものであり、人口の増加や経済の拡大をベースにしている理論なので、拡大しないと(しないと考えた時点で)、突然、崩壊の方向へ向かって走り出します。
いままでの経済危機は、コスト削減、スリム化、効率化、技術革新などなど、さまざまな努力で乗り切ってきた実績のある人類ですが、21世紀に全世界を巻き込んだこのような状況に見舞われた時、どのような手段をとって、また、拡大のレールに乗せるのでしょうか?
または、乗せられないのでしょうか?
前にも書きましたが、自分の利益を最大にするため、協調することが望ましい場合がある。と、ゲーム理論は説いています。
個人ではなく、チームとしてプレーすることが、チーム全員の利益につながる。
そういう局面だと思っています。
経済や生活のレベルが、先人たちの功労の結果、ここまで上がって来たのは事実だと思います。経済や生活のレベルが上がったのですから、それに伴って生み出された時間によって得られているはずの、”知恵”を使って乗り切るべきタイミングが、「今」なのではないでしょうか?
人間としてのレベルが上がっているとしたら、乗り切れるでしょうし、そうあって欲しいと思っています。
有能なリーダーも必要だと思いますが、リーダーに頼るようでは難しいかな?と。
ケネディの言葉を思い出します。