私は常にあなたのそばにいる。
私は、あなたの一番頼れる存在にもなれば、一番のお荷物にもなる。
あなたが前へ進めるように背中を押すこともあれば、
逆にあなたの足を引っ張ることもある。どうしたいかはあなた次第。
あなたの仕事の半分は任せてもらった方がよい。
私ならすばやく、しかも確実にこなす事ができる。
扱いはいたって簡単。ただ厳しく、ただハッキリと指示してくれればそれで良い。
何度か練習させてもらえれば、あとは自動的にやって差し上げよう。
私はあらゆる偉大な人々のしもべであり、また、残念ながらすべての失敗者の主人でもある。
成功したのは私のおかげ。失敗したのは私のせい。
私は機械ではないが、同じくらい正確に、しかも自動的に仕事をこなす。
私を使って大儲けするもよし、大損するのもこれまたよし。それは私の知ったことではない。
私を厳しく躾けられば、世界をあなたの足元に届けよう。
私は誰? 私は習慣である。
という事で、『習慣』(作者不明)でした。
次に、
思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔いて習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて、人生を刈り取る。
はい、習慣にまつわる詩を二つおとどけしました。
みなさん、自分なりに上手に使ってやってください。私も上手に使えるようにがんばりたいと思います。