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起業家と経営者の違いについて。

日本はもうちょっと、起業家をリスペクトしても良いんではないかな?とか思っています。

というか、そういう文章に出会いました。

自分で言うのも何ですが、起業家はしんどいです。起業して、新しいビジネスを世に生み出し、雇用を創出し、社会に貢献する。これは、結構たいへんです。

いわゆる起業家の90%以上は、自分の人生を賭けて、かなりのリスクを背負って起業します。そして、おかげさまで、そのうちの90%くらいは、リスクが現実となって襲い掛かってきます。日本の場合は特に、失敗してしまうと2回目はかなり厳しいという現実もありますので、それはもう、結構な挑戦です。

そして、金欠や予想外の困難をたくさん乗り越え、徐々に、いわゆる経営者になっていく。

起業家が経営者として、成功しない場合もあると思います。基本的には求められる能力には違いがあるからです。ただ、起業家に求められる能力は、経営者に求められる能力を包括すると、個人的には思っています。(でないと、会社が存続できないので)

しかし、経営者は基本的に起業家の能力を必要としません。(必要な場合もあるかと思いますけど)

で、あるならば、起業家>経営者の図式があっても良さそうなものですが、日本では経営者の方が尊敬され、起業家はともすればはみ出し者的なイメージがあるのではないでしょうか。

起業家も、経営者も、孤独であることには違いないと思いますが、ゼロからスタートして、会社を軌道に乗せるための労力というのは、並大抵のものではありません。生命維持以外のすべての時間を、仕事に向けるくらいの姿勢が3年くらいは求められますし、それくらい注力しても、成功するとは限らない。

もちろん、自分がやりたいから起業した、と言えばそれまでですが、起業家をリスペクトする文化がないと、新しいビジネス(雇用)が生まれにくくなり、結果的に、日本の国力が衰退していくような気がしています。

別に、やさしくして欲しいと言うわけではないですが、環境が整備されている方がやりやすいのに。と、日々感じています。

と言うことで、みなさんの近くに起業家がいて、それはもう、馬鹿みたいに働いているのであれば、少しくらいは尊敬の眼差しを向けてあげてください。

あなたがもし、それだけのリスクを背負いたくないのであれば、代わりに背負っている起業家を対し、もう少し違った角度で観察してみてください。

社会が成長するためには、誰かがリスクを背負わなければならないとするならば、褒めてあげても良さそうな存在ですよ、起業家って。

全員が、起業家と同じようなライフスタイルで行くべきだとは思いませんが、誰かのリスクにタダ乗りする人があまりに多いと、社会的に成長しにくい事は確かだと思います。

よし、仕事しよう。

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