物件の交渉と契約です。
前提は、どれだけ良い物件であろうとも、「他にも物件はある。良い条件でないなら契約しない」という、強い意志を持って望めるかどうか?です。
このあたりは、こちらのブログのゲーム理論的なコラムをご覧いただければ良いかと思います。ビジネスの基本はWin-Winですが、その中にゼロサムゲームも存在するのは事実です。交渉は常に十分な戦略と戦術を持って挑みたいところですね。
っと、話がそれてしまいました。
条件が煮詰まってくれば、契約の詳細を良く理解しましょう。契約年数や契約形態、退去時の負担や更新料、いろいろな条件がありますので、ある程度詳しい方に、契約書を見てもらってから「契約=押印」した方が何かと安心だと思います。
この時点から、あなたはか弱い消費者ではありません。事業者です。事業者同士は対等ですので、基本的には契約書に従うのがルールです。アパートを借りる場合などは、消費者を守る法律の保護を受けられる場合が多く、消費者に明らかに不利な条件は無効とか、そういうのもあるのですが、事業者同士の契約は、基本的に自由契約(それは個人でも変わりませんが)なので、しっかりと書面を読むことなく、契約するようなことだけは避けましょう。
EMPORIOカフェが入っている物件のオーナーさんは、某有名厨房機器メーカーの方で、契約はオーナーさんの個人事務所で行いました。もちろん、不動産者さん、我々の3者が契約書を読み合わせ、お互いに合意の上で、それぞれが契約書に押印しました。
私は代表者なので、連帯保証人の欄に個人名も書きました。それが以前住んでいた、南林間の住所なのがなつかしい今日この頃でした。