ここにきて、再び孫子(兵法)。
以前も書きましたが、孫子は人の名前じゃなくて書物の名称ですよー。書いた人も似たような名前(孫武)ですけど。
まぁ、そんな事はどーでも良いのですが。
今日、取り上げたいのは「己を知る」。という所。
その中でも、自分のスキルや技術や才能などよりも手前の段階。いわゆる価値観とでも言いましょうか?自分の人生や幸福に対する定義の話です。
これは、日本の超メジャーなアニメ、アンパンマンの主題歌でも取り上げられている話題でして、
「何が君の幸せ?何をしてよろこぶ?」という名言に表れています。
目指すモノ、手に入れたいモノ、行きたい場所など、明確にするのはとっても難しいし、外的なモノに依存するようなモノだと、しょっちゅう目標を見誤ったり、変更を余儀なくされたり、ゆれたりと、なかなか大変です。
自身の価値観を明確にする。目標を明確にして、今日の行動に落とし込む。
だれしもが自分の幸せを追求すべきだと思うのですが、これをうわべだけで捉えると(エゴ・自己中心的)という発想になります。ではなくて、もっと広い視野、もっと長期的な視点で物事を捉え、その中での現在の自分と将来の自分を比べて、必要な部分を「今日」という時間を使って補っていく。
ドラッカーが確か言っていました。「若い時はかまわない。しかし、50歳になった時、何を残したいか明確に応えられない人は問題だ。それまでの時間を無駄にしてしまっていると言わざるを得ない。」的な事を。
私自身、干支を2周した時に、改めて己について考える時間を取る事ができ、そこで決めた方向に干支1週分を費やして来て今に至る訳ですが、あの時にしっかりと考える事が出来たのは幸せだと思っています。
何が君のしあわせ?至極名言だと思います。やるなっ!アンパンのくせに。