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  • 状況は常に変化するから。

    状況は常に変化します。

    今日と同じ明日が来る、訳がないです。

    小さな変化しかなかったり、目に見える変化じゃなかったりすると、確かに、昨日と今日は同じに見えて、明日も同じような感覚に陥ります。

    それは、あくまで感覚の問題であって、現実とは違います。

    いつも、認識が全て!という事を書いているこちらのブログ。であるならば、変化を感じないのであれば、ないのと同じ。という事でしょうか?

    いいえ、それは違います。

    少しの変化に気付かないから、ある日突然、変化が起こったように見えてしまう。というだけです。変化に気付いていない人にとっては、ゼロがいきなり100になった感じがするかもしれませんが、変化に敏感に気付いていれば、0~100になるまでの、10くらいの段階で気づいていて、早めに対処できているかもしれません。

    基本的に、とある事象は、以前の事象との因果関係の上に成り立っているはず。

    もちろん、ペースが速かったり、遅かったり、突然加速したり、いろいろなケースがあるとは思います。が、大切なのは、気付くこと、気にすること、ではないでしょうか?

    状況は常に変化するから、前回やってダメだった事が今回は成功するかも。前回、上手く行ったやり方が、今回は上手くいかないかも。

    状況を判断するチカラって大切ですねぇ。

    UPDATE:
  • 梅雨も明けて夏本番って感じっすね。

    いやー、お天気良いですねー。(東京地方)

    おかげさまで、ビールやアサイーボウルが良く出ます。

    acaibowl.jpg

    アサイーボウル(アサイボール)、美味しそう!Yes
    良く冷えた、コロナビールもどーですか?

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    さて、気分だけでも「夏」に浸ったところで、本日は、負けられない戦いについて、です。

    正直、そんなに頻繁に「負けられない戦い」はありません。常に、勝つつもりで勝負しますが、そこまで追いかける必要のある勝負は数える程です。

    というのも、回数をこなせば必勝の戦略があるとして(確率上有利)も、1回1回の勝負は運も影響しますから、たまには負けます。ようは、トータルで勝てば良いのであって、1回1回に勝つ必要はないし、そんな事したら、コストばっかりかかってしまいますので、結果、損する可能性もあります。

    ポーカーでは、毎回勝負を挑んでくる(Callする人)を、Calling Station(コーリングステーション)と読んでいます。これは、言い方を変えると「カモ」です。

    孫子も言っています。「百戦百勝は善の善なるものに非ず。」と。

    という事で、なんでもかんでも負けられない訳ではないのですが、それでも、たまーに訪れる「負けられない戦い」というのがやっかいですが、訪れたからには勝たなければなりません。

    で、その内のひとつのケースとして、そのゲームの負けが他のゲームに大きな影響を与える場合などが考えられます。たとえば、ある顧客の値引に応じてしまった場合、その他の顧客の価格も下げなければいけなくなる。というケースです。たった数パーセントの値引かもしれませんが、全ての顧客への売値を数%値引したら、利益へのダメージは必至です。この場合、その最初の顧客の値引要求は、製品やサービスの良さ、今までの信頼関係など、出せるものを出し切って、理解してもらって、跳ねのける必要が思っている以上の大きい。まさに、負けられない戦い。

    売値 × 数量 - コスト = 利益

    この数式がビジネスのほぼすべてを表していますが、利益にもっとも大きなインパクトを与えるのは、通常「売値」です。それはもう、甚大です。

    価格設定(プライシング)の話は、また別の回にするとして、まぁ、そういう感じで、他のゲームに影響を与えるケースにおいて、「負けられない戦い」は、少なからず存在します。

    そういうケースで負けないよう、常日頃から積み重ねておきましょう!

    って事で、夏の暑さには負けそうになりますが、がんばりましょうねー。
    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:
  • やりたい仕事とやりたくない仕事

    やっぱり、やりたい仕事とやりたくない仕事、というのは存在します。

    面倒とか、面白くないとか、トイレ掃除とか、雑用とかそういうレベルの話(そんなのだったら、まったく問題なく楽しくやれます、多分)ではなく、ビジネスが戦いであり、奪い合いであるのを痛感するようなケースの一部において、あんまりやりたくない仕事というのが、私の場合は存在します。

    もちろん、戦いや奪い合いの全てが嫌な仕事という訳ではありません。

    というか、どちらかというと、そのあたりも楽しんでやっています。なんせ、先読み推量ゲーム理論推奨派なもので・・・。

    なので、そういう事態にならないようにも、いろいろ先回りして、手を打ってはいるつもりです。ですが、ごく稀に、残念ながら、嫌な仕事は発生します。

    それでも、頑張らないとね。いろいろ責任もあるし。

    現実の問題をゲーム感覚で捉えて、ゲーム理論を駆使して考えて、という所までは、いつでもやる流れですが、実際、最も効果的だと思う戦略を実行するケースというのはあまりありません。なぜなら、それより大きなゲームへの影響や、自分の心理面なども考慮に入れるからです。

    なので、通常は、そこまで極端な戦略は選択せず、もう少しマイルドな戦略を選択し、事態の好転を期待したりしています。が、それではダメな場合もあったりで・・・。

    まぁ、仕事は仕事なので、きっちりやりますよー。

    UPDATE:
  • 参照点という考え方(行動経済学:プライミング)より。

    参照点という考え方をご存じですか?

    値付け(価格設定)や、プロモーションなどについてのアドバイス、または講義の時に、私が良く言っている事の中に、「人は比較でしか物事を考えられない。」というのがあります。

    なにかに、絶対的な(評価)基準を持っている訳ではない。という事です。

    ちなみに弊社では、プロデューサーもデザイナーも、店舗管理者も、行動経済学は必須です。程度の差はあれど、みなさん理解した上で実践に応用しています。

    さてさて、本日のお題の「参照点」について、です。

    あるお店が、
    ・商品A(オープン価格)を長い間¥8,000で販売してきたのですが、人気で品薄になって来たため、¥9,800に値上げした場合と、
    ・商品Aの定価が¥10,000の時、長い間¥2,000割引して販売してきたのですが、人気で品薄になったため、¥200円割引まで値引を減少させて場合。

    あなたなら、どちらが許容範囲し易いですか?容認し易いすか?

    多くの方にとって、後者(200円値引き)の方が受け入れやすいはずです。なぜでしょうか?その人にとっての商品Aの価値、お金の価値を絶対基準で見ているなら、前者も後者も、全く差はないと言えるはずです。

    しかし、圧倒的に前者は気に入らない。これらの感覚には、二つの主な理由があげられます。

    ひとつは、なんとなく感情的に、お店が暴利を得ている。=自分が損させられている。という感覚。

    もうひとつは、参照点の問題で、前者では以前の販売価格である¥8,000を参照点としているのに対して、後者については、¥10,000を参照点としている。という所です。

    同じAという商品を、同じ価格の¥9,800にて購入(の意思決定)するにも関わらず、購買の満足度に大きな違いが出ます。これは、心理学用語で「プライミング」と言われる作用で、比較で物事を検討する場合、その比較対象として、合理的に考えると特に差がないものに関しても、先行する認識が、後続する認識に対し、心理的には大きく作用する。という事実です。

    ちょっと難しくなっちゃいましたね。

    これ以上、長くなるのも何なので、簡単にまとめます。
    人は誰でも、モノにもお金にも、絶対的な基準を持っている訳ではなく、比較で物事を考えるようにできています。なので、お客様に「得した!」と思って貰えるよう、いろいろ工夫すれば、お客様の満足度も、お店の利益も、両方を同時に向上させる事も可能かもしれませんねー。って話です。

    価格を1%改善できれば、利益は16%改善できる!

    UPDATE:
  • Twitter&トランプセミナー@3Fスタジオ(または4F)

    明日、7/14(水)はEMPORIOカフェの上階にあたるスタジオケイク(3F)にて、Twitter&トランプセミナーを開催いたします!

    って事で、
    概要は下の方に書いていますんで、気になる方はぜひ。

    で、私が担当するのは、もちろん、ツイッターを教えられるくらいなら良いんですが、無理なので、やっぱりトランプの方です。主に、BJ(ブラックジャック)とポーカー(テキサスホールデム)を。

    ブラックジャックは、21に近い方が勝つゲームで、こちらのブログでも何度か取り上げた事もあるのですが、カードカウンティングすれば強くなれるギャンブルですね。
    Image018.jpg

    そして、テキサスホールデム。
    日本では、5カードドローというルールが幅を利かせていますが、海外での主流はテキサスホールデムや7スタッドなど、コミュニティーカード(フロップ)のある方式です。と、こちらでそんなややこしい事を言っても仕方ないので。。。

    ポーカーの簡単なルール説明と、駆け引きの面白さを説明したいと思っています。

    と言う事で、下記参照~ ♪

    twitterをこれから始めたいけど、今更聞きづらい・・
    twitterを始めたけど、機能がよくわからない・・
    twitterは、どんな目的、効果があるの??

    といった、初心者の方向けのセミナーが前半、
    そして後半は、

    ポーカーのルールを知りたい!
    ポーカーのディーラーをやってみたい!
    カジノ気分を味わいたい!
    海外でカジノに行った時、ポーカーを楽しみたい!

    といった方のための、解説付きポーカーゲーム体験です。

    twitterの基礎を学んだ後は、
    参加者でポーカーを楽しみ、
    その経験をつぶやいてRTし合おう!

    といった、勉強・参加者交流・即実践の内容です。

    仕事の後に、楽しく学びながら人脈を広げましょう!

    ▼日時
    7/14(水) 20:00 ~ 21:30 (受付 19:45~)

    ▼内容
    ①twitterの基礎知識・使い方・使用例
    ②ポーカーのルール・遊び方

    ▼定員
     12人

    ▼参加費
     2,000円

    ▼開催場所
     東急東横線『学芸大学駅』西口から徒歩5分
     駒沢通りのカフェ“EMPORIO”3F→ studio CAKE

    スタジオCAKE!

    UPDATE:
  • 可能性は追求すべきである。(トレードオフは考慮してね)

    求める結果に近づきたいなら、可能性は追求すべきです。

    もちろん、コストパフォーマンスは考慮に入れなければなりませんが、たいしたコストがかからない場合や、すでに固定(サンク)コストを支払ってしまっている場合など、本来、可能性を追求した動きが「絶対優位の戦略」であるにも関わらず、その可能性に賭けない、可能性を追求しないというのは、お話になりません。

    たしかに、その可能性は低いかもしれません、賭けたところで達成する確率は1%くらいなのかもしれませんが、可能性がゼロでないなら、そこから可能性を追求する事によって増すコストが少しでしかないのなら、可能性は追求すべきです。

    あきらめない。あきらめない。

    あとちょっと、ほんのちょっとのコストを支払い、あきらめなければ、もしかしたら、求める結果を手に入れられたかもしれない。。。

    まぁ、こんな事を書いては見ましたが、別に、無駄に熱くなって欲しいわけではないです。ガムシャラな姿勢を推奨している訳でもありません。どっちかというと、そういうの否定派ですから。

    ただ、冷静に考えて、達成する確率をプラスにしかしないような行動の選択肢が残されているのに、その行動を取るちょっとした労力を惜しむのが、オバケが出るくらい実にもったいない。

    聞いてみたくなります。「それ、どんなトレードオフ?」
    (トレードオフとは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという二律背反の状態・関係のことである。トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められる。By Wiki)

    トレードオフを考えるのは、そりゃ難しいです。正確に将来を予測する事は事実上不可能ですし。

    明らかに、リスクやコストよりもリターンが大きい(可能性は低いかもしれませんが・・・。)場合なのにも関わらず、せっかく賭けているものを、ミスミス没収されるような意思決定をしてしまう、あきらめてしまう。

    ひとつ言えるのは、
    あきらめたらその時点で負ける。あきらめなければ、まだ負けてない。

    可能性の追求は、勝ち負けだけの問題ではなく、ほかのちょっとした事にも言えます。

    可能性の追求の、ほんのちょっとした積み重ねの連続が、やがて実を結ぶ。

    と、自分に言い聞かせて、明日やってもなんら問題ない事を、あえて今日やるとします。

    だって、
    明日、何があるかわらかない。明日、どんな問題が発生するか、どんな機会が訪れるかわからない。そして、今日、どうしても今やらなければいけない事は特にない。なぜなら、今日の事は昨日のうちに済ませてるから。もちろん、今日、その機会や問題が発生すれば、それに対応しますけどもー!

    100%読み切れないという事は、そこに、つねにいろいろな可能性が秘められている訳です。

    自分の思うような結果に近づく可能性を最大限にしたいのなら、その選択は常に今求められています。今の時間の使い方が、将来の可能性を大きくも小さくもする。

    と、なんか、哲学的な方向へ行ってしまいそうですが、私は、可能性の追求の重要性を最初は「ビデオポーカートレーニングソフト(Bob Dancer)」で学びました。はい。(5枚配られて、任意のカードを交換して役を作るゲーム)

    トランプという限られた世界の出来事なので、確率や配当から、期待値が正確に計算できます。正確に計算できるという事は、数字が全てという事です。そこに、感情の入る余地はありません。1回1回のゲームは運なので、テキトーにプレイしていても、すぐには結果に表れないかもしれません。しかし、長い間プレーしていると、最終的には確率に支配されます。

    ちょっと話がおかしな方向へ行きましたが、
    なにかをデザインする際、なにかをプロデュースする際、どんな場合でも、常に可能性は追求すべきです。商品の価格を設定する場合、何かを交渉する場合、少しでも有利になるように、使えるものはなんでも使うべきです。

    たとえば、アンカリングという人間の性質を学び、それをそれらに活かした場合、ほんの少し得をする可能性が高いと言えます。本当に、本当に「ちょっとした事」かもしれません。それでも、そのちょっとした事の積み重ね、可能性の追求が、結果、大きな違いにならないとも言いきれませんから。

    こういうの、知っちゃうと戻れないんですよねー。

    だって、だれもわざわざ、損したくないですもんね。

    行動経済学を駆使したコンサルティング&デザインなら!

    UPDATE:
  • 投資と消費、お金と時間の共通点と違いについて。

    目的がはっきりしていないと、何が投資で何が消費かすら、見えなくなってしまう事があります。

    わからないまま使ってしまった時間やお金は、基本、全て消費だと言えるかもしれません。

    さて、
    いろいろなモノに使えて、使い方次第でいろいろなモノに変化するという点において、「お金」と「時間」はとても良く似ています。

    それぞれの使い方で難しいのはやはり、その選択肢の多さです。

    その、選択肢の多さ故に、難しい判断が迫られます。投資という使い方だけでも、使う時の大きさ(多さ)や数量や、リターンが戻ってくる時期やその大きさ(多さ)、そして何を求めているのか?というのも。

    ビジネスでお金を投資するというのであれば、求めている対象は「お金」であると言えますので、期待するボリュームと、戻ってくるであろうタイミングと、戻ってくる可能性を評価して、その投資が良いものかどうか?を判断することが出来ます。その場合でも、まだ見ぬ投資機会というのが、いつ訪れるとも限らない部分は残りますね。

    ビジネスという解りやすい(はずの)フィールドで考えても、これだけ難しいのですから、大きな意味での時間とお金の使い方というのは、複雑を極めると思います。

    で、今回のブログはそういう難しい問題に挑戦しようと言うのではなく、
    ちょっとした違いに焦点をあててみようと思います。

    その違いとは、

    お金は「リスクにさらす」とか、「リスクマネー」という言い方をするのに、
    時間は「リスクにさらす」と言ったり、「リスクタイム」と言ったりはしませんよね?なんででしょうね?という話です。

    お金は使っても、稼げばまた戻ってくるでしょうし、戻って来たお金を使う場合の選択肢は、前回とそんなに変わっていないかもしれません。

    それに比べて、「時間」は一度使うと元には戻せません。しかも「使わない」という選択もできません。置いておく事ができず、常に何かに使わないといけない。これは、お金よりも使い方が困難であると言えると思います。

    お金の場合は、何かに使わないという選択をした場合(たとえば、貯金)でも、また考えが変わればいつでも使える状態をキープする事が可能なのですが、時間は「使わない」という選択をしたと同時に、「他の何かに使う」か、「ただ消費する」のどちらかの選択を迫られます。決断しないでいると「ただ消費する」を選択した事になり、気が付くと消えている・・・。

    いやー、なかなかハードな代物ですねぇ、「時間」って。

    「人生を愛する者よ、時間を浪費してはならない。人生は時間で出来ているのだから。」
    と、ベンジャミン・フランクリンも言っています。

    「投資とは、明日に依存して今日を失う事だ。今日を失う覚悟をしない者に明日は掴めない」
    と、どこかの誰かも言っています。

    時間の使い方ひとつですね。なにごとも。

    UPDATE:
  • 経営による資産構築とその後について。

    先日のブログで、経営者の仕事とは「資産構築であ~る!」的な事を書きました。

    その資産とは、有形の目に見えるもの(不動産とか、在庫とか)だけではなく、無形のもの(ノウハウとか、仕組みとか)も含まれ、どちらかと言うと、今後は後者の方が重要なんじゃないかな?って感じの事も書きました。

    さて、景気悪いですよね?今の日本。

    いろいろな指標を見ても、やっぱり、そう感じます。

    やはり、景気というのは商売に影響を及ぼします。業種にもよりますが、大きな影響を受ける業界だと、この時期、どう持ちこたえるのか?というのが経営命題になるって感じでしょうか。

    景気が悪い = お金が儲からない 時! 持ちこたえるためには、資産を切り崩すという選択も必要になってきます。コツコツ積み上げてきた資産(将来的にお金が儲かる原資全般)を切り崩すのは、正直つらいです。

    上手くいけば、本当だったら今後、楽に収益化できたかもしれないひとつの事業(資産)を、目先の現金(収益)のために切り崩す(方向転換する)。これは、経営者としてもかなりツライ事なのですが、それでも、将来がバラ色であろうと「今」の存続が危ういのであれば、それはやむを得ない判断です。

    今日のキャッシュがなければ存続できない。存続できていない明日の資産など価値がないのですから・・・。

    なので、資産を切り崩してでも存続を優先する。という選択は間違っていないのですが、ここで注意しておきたいのが、会社は組織である!という所です。

    経営者のみのひとり会社なら、自分の判断がイコール行動になるので問題ないのですが、それ以外の会社(組織)の場合には、上記に書いたような判断の意識の共有が必須になります。

    と言うのも、たとえば、いろいろな事業部がある場合など、事業部ごとに会社のためと思っていろいろな資産を構築して行っているはずです。(でないと、おかしい)
    その、それぞれの築いてきた資産を、会社(組織)の現状と今後の方向性への深い理解を得られないまま、切り崩し始めたら、その事業部はどうなるでしょうか?

    無形資産というのは、言い方を変えると「効率的な仕組み」とも言える訳で、それを切り崩すという事は、非効率になる。と言う事を意味します。

    より効率的になるべく、日々努力しているはずの、会社(組織)が非効率に向かうというのは、一見、矛盾しているようにも感じますが、そうではなく、単純に、視点の違いによるものです。

    その資産が生み出す効率性による利益は、今すぐのものではなく、長期的な視点に立っていて、たとえば、これから1~2年はあんまり儲からないけど、その後は飛躍的に収益に貢献する。みたいな場合。

    本来は、このまま同じ内容で成長させて、1~2年後の収益増大を目指すべきであり、それがその事業(資産)のあるべき姿なのですが、今、お金が必要なのであれば、1~2年後の収益の機会を一旦あきらめてでも、資産を切り崩してでも、今を大切に(短期的な視点)しないといけない。それが、存続を最優先させるという選択だと思います。

    もちろん、本来は、今だけを見ていて良い訳でもないですし、将来への希望がなければ今を生きる事もツライのが人間ってものですが、背に腹は代えられません。

    資本主義のルールの下に存在している会社(組織)なのであれば、今のキャッシュは最低条件。資金のない理想や理念など存続の余地がありません。

    という事を、その事業部全体が理解していれば、その事業部が築いた資産を切り崩す事に納得してくれると思いますし、納得が得られないなら、モチベーションの低下は避けられません。

    まぁ、その判断の正当性を納得してもらうと同時に、他の事業部の働きや収益性なども気になるのが普通ですし、経営者としては、日ごろから事業部同士の連携や、会社としての方向性と各事業部の役割や存在意義などを明確にしておく必要があるかもしれませんね。

    と言う事で、景気悪いかもしれませんが、頑張って乗り越えましょ!という事を書いてみました。

    余談ですが、いわゆる「ベンチャー企業」には、もともと資産などない。景気には規模が小さすぎるので正直、そんなに左右される訳ではないのですが、存続そのものに必要なキャッシュもない。という、「ないない」の状態からスタートしている会社が多くあります。

    ないない。という状態でも、今日のキャッシュがないと存続できない訳でして・・・。

    創業より5年以上存続できるベンチャー企業は数%程度というのも、納得できますね。。。

    not for sales Inc.

    UPDATE:
  • 経営者の仕事は資産を築く事だと思う今日この頃。

    ミッション完了しましたー!(今月分)

    なかなか、面白かったし、良い勉強にもなりました。来月は、いろいろな意味で、もっと高いレベルで遂行できればと思っております。

    さて、
    経営者の仕事とは、もちろん会社を経営する事ですが、もう少しだけ中身を覗いてみると、「資産構築」という事のような気がしてきませんか?

    もちろん、目に見える資産だけという訳ではなく、仕組みとしての資産もかなり重要で、マネジメントや人材の教育、社風(会社の文化)、ノウハウなども、全て資産だと言えると思います。

    もちろん、BS(貸借対照表)の「資産の部」には、そういうのは出て来ませんが、目に見える資産(買ったもの、ハード面)より、築き上げたもの(ソフト面)の価値を向上させる事が、経営なんじゃないかな?と思っています。

    そういうの、評価するのが難しいんですよね。

    だからと言って、評価しやすいハードばかりに目を向けていては、今後の経済の本質的な部分を担うであろうソフトを評価できるようにレベルを上げていかないと、ハード面は、どんどん後から来る経済に飲み込まれていくような気がしています。

    新しい仕組みを創ろうとする事はリスクを伴いますが、そこに攻めて行ってソフト資産を構築していかねばっ!という思いで、今日はブログを書いてみました。

    not for sales Incorporated株式会社

    UPDATE:
  • 理想のチーム像と読書の量と質。

    仕事は経験がモノを言う。。。

    かもしれませんが、誰だって最初はある。「はじめて」以外からスタートする事はできません。

    なので、経験はもちろん大切ですが、予備知識を得られるという点と、仕事のレベルを上げられるという点からもやっぱり「読書」はお勧めです。

    たとえばここに、10人のチームがあったとします。
    その10人が、少なくとも月に10冊は本を読むひとたちだったとして、

    理想的なのは、同じ本は10冊の内1~2冊で、後はそれぞれの専門性の高い分野や、関心がある分野、または、自分の仕事に直結しているものというくらいのバランスかなぁ、と。そんな感じでお思っています。

    この場合、それぞれの知識を融合すれば、かなり良いものができそうな気がしませんか?

    たしかに、全員が同じ本を読む割合を多くすればするほど、意思の疎通は簡単になり、チームワークも向上し、仕事そのものはやりやすくなると思います。コミュニケーションの向上。

    ちょっと計算を。1年を通して考えると、

    ・10人が、毎月10冊読書をする。同じ本を読む割合が70%の時、
    読んだ本の種類=360冊(別の本)+36冊(同じ本)=396冊

    ・10人が、毎月10冊読書をする。同じ本の割合が10%の時、
    読んだ本の種類=1080冊+12冊=1092冊

    チームで考えた場合には、3倍近い開きになります。(1年間で)

    多様性を重んじる事は、良い面も悪い面もあり、リスクもあります。

    それでも、高いレベルの仕事を創出して行きたいなら、多様性を重んじる以外に道はないような気が、するようなしないような・・・。

    なんのためのチームワーク?なんのための読書?
    会社は仕事を通して社会になにかしらの貢献を提供していく存在です。

    チームワークの向上は目標でも目的でもなく、ひとつの手段であり、ポテンシャルを向上させ、より良い結果をより効率的に求めるための存在だと思っています。

    さーて、もうちょっとしたら今日のMissionを遂行するぞぉー!
    (このミッションには目的がありますが、それもひとつの手段としてより大きな目的に貢献しているような感じです。)

    UPDATE:

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